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プロジェクトの複雑な問題をシステム思考でとらえるリスクマネジメント手法STORM(System Thinking Oriented Risk Management Methodology)に関するリスクマネジメント研究会のワークショップを開催します。
リスクの特定を、プロジェクト文書のレビューや経験者の意見を参考に行う方法がPMBOKには記述されています。しかし、変化の激しい環境におけるプロジェクトでは過去の資産や組織の経験のみではリスク特定に漏れが発生してしまう可能性があります。また、リスクの特定にはリスクに対するメンバーの認識の相違(リスク認知の問題)を考慮することも必要となります。この問題に対して、リスクマネジメント研究会では、PRIME(Practical Risk Identification Methodology)を開発し、WSを重ねてきました。PRIMEは、リスク対する気付きに配慮し、網羅的にリスクを特定するための手法です。PRIMEは、4つの要素(モデル、シナリオ、リスク表現、リスクマップ)と4つのプロセス(リスクモデリング、シナリオ分析、事象・影響分析、振り返り)によりリスクの特定と定性分析を繰り返し行う手法です。参加者の方からは、リスクに対する気付きを得られる手法であるとともにチームビルディングにも有効であるとの声を頂いています。また、リスク対応(打ち手)に対する手法も併せて必要であるとの意見を頂いています。
今回実施するSTORMは、PRIMEを発展させ、リスク対応に対する手法を盛り込んだものとしています。変化をしつづける状況の中でリスクに対する適切な対応を行うためには、プロジェクトで発生する各種事象の関係を視覚化してメンバーで議論することが必要となります。複雑な問題を視覚化し、特定の事象の変化によるプロジェクト(システム)の変化をとらえる手法としてシステム思考があります。このWSでは、PRIMEを知って頂く事に加えてシステム思考を用いて、リスクの対応策の効果や影響を視覚化する手法について演習を通して学んでいただきたいと思います。この手法を皆さんに知っていただき、開発の現場において実践する場合の問題点などについて議論したいと考えています。
リスクマネジメント研究会では、リスク認知に対する問題に取り組みPRIMEというリスク特定手法を開発し、2008年のサマーフェスタで一部を実施し、東京フォーラムで発表をしました。また、2009年は4月と11月にワークショップを開催し、好評のうちに終えることができました。また、2009年10月にはタイで開催された国際学会ProMAC2009でPRIMEの発表をしました。今後も、リスクを実践するための手法や技法を開発し、随時ワークショップを開催するとともに、その成果を学会等を通じて発表していきたいと考えています。
PMI日本支部では、皆様のご希望に沿うべくリスクマネジメント研究会・ワークショップを下記の要領で開催いたします。皆様、是非ご参加下さる様ご案内申し上げます。
リスクを効率的に特定し、対応策の効果や影響をシステム思考により知るリスクマネジメント手法STORMを具体的な演習によって学んでいただきます。下記テーマにてワークショップを開催します。
『リスクマネジメントの新潮流』
プロジェクト構造を見える化するリスクマネジメント手法STORMによるリスクマネジメントの習得
(System Thinking Oriented Risk Management Methodology)
| 主催: | PMI日本支部 |
|---|---|
| 申し込み先: | リスクマネジメント研究会・ワークショップ申込サイト お申し込み後、Eメールにてご連絡が行きます。 |
| 開催日: | 2010年2月28日(日) |
| 場所: | PMI日本支部4Fセミナールーム/半蔵門線水天宮駅 徒歩5分 |
| 会場マップ: | ![]() |
| 参加対象者: | リスクマネジメント研究会の成果物について意見をいただける方、または、リスクマネジメントの適用に興味を持っている方や悩みを持っている方 |
| 時間: | 10時00分 受付開始 10時30分 ワークショップ開始 17時30分 終了 |
| 定員: | 15名(定員に達し次第締め切らせていただきます、予めご了承下さい) |
| PDU: | 本セミナーに参加することにより、希望者には5.5PDU が発給されます |
| 今後の予定: | 現場で実践するためのリスクマネジメントセミナー、リスクマネジメント実務標準出版を記念したセミナーなど |
6,000円 (PMI日本支部会員、非会員、法人スポンサー会員同一価格です)
本セミナーに関する問合せは下記にお願いします。