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ソーシャルPM実践ワークショップ 第3回 『ソーシャル・ステークホルダーマネジメント実践』


ソーシャルPM実践ワークショップ  第3回
 
『ソーシャル・ステークホルダーマネジメント実践』
~NPO・企業・行政が共通の目標に向かって課題を解決~

定員に達したため、参加申し込み受付を締め切らせていただきました。

ソーシャルPM実践ワークショップ  開催の背景

東日本大震災から4年が経過しました。その間PMI日本支部では「災害復興支援プログラム」を立ち上げ、プロジェクトマネジメントの専門性を活かしたプロフェッショナルなボランティアとして復興支援活動を行ってきました。

その中でいくつかの復興プロジェクトには直接参加してマネジメントの支援を行いました。活動主体やテーマが異なるプロジェクトを意図的に選び、パイロット・プロジェクトとして行ったものですが、成果を十分に挙げられたものもあり、そうでないケースもありました。

そこで得られた教訓は復興支援に限らず、社会課題を解決する活動(これを、「ソーシャル・プロジェクト」と呼ぶ)に共通して活かせるものであり、「新しいPM手法」の開発が望まれていると考え、「ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会」を創設しました。

復興支援パイロット・プロジェクトの教訓から、ソーシャル・プロジェクトには以下のような困難があることがわかりました。

  • 多様なニーズがあって、焦点を絞れず議論が堂々巡りして前に進まない。
  • 目標やスコープがあいまいで、実行計画がまとまらず、走りだせない。
  • 思いのままに進められるが、成果を出せない。  
  • 制度的な規制が障害となって、計画変更を余儀なくされる。  
  • マネジメント体制が弱く進捗が把握できない。  

既存の手法をそのまま適用しても、なかなか定着しません。 ソーシャルPM研究会では、これまでの研究活動を通して、社会課題解決に有効であると思われるソーシャル・プロジェクトマネジメント手法を適用してきました。そして、これまでの、マネジメント手法適用の中から得られた教訓を基に、6 つの研修コース を開発・体系化し「ソーシャルPM実践ワークショップ」 として皆さまにご提供することになりました。  

ソーシャルPM研修体系

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『ソーシャル・ステークホルダーマネジメント実践』コースのねらい

ソーシャルPM実践ワークショップの第3回として、「ソーシャル・ステークホルダーマネジメント実践」 研修を開催します。

ソーシャルPM研究会では、「ソーシャル・ステークホルダーマネジメント」 は、「観察/体験から得られた人々の状況とその変化を事前期待として受けとめながら、関係者の期待やニーズを理解して解決への道筋を検討していくマネジメント」 と定義しています。

ソーシャル課題のテーマ、例えば、児童労働問題の解決の場合では、貧困、労働、教育などいくつかの課題を同時に取り組んでいく必要があります。

そのためには、企業だけでなく、地域社会、地方政府、日本政府等のマルチなステークホルダーを新たな形態のコミュニケーションと意思形成(可能であれば、意思決定)に参加させ、パートナーシップと強靱なネットワークを構築すること(以降、これを「マルチステークホルダー・プロセス(MSP)」と呼ぶ)が必要となってきます。

また、そのプロセスで必要とされるガバナンスは、一つの決まったモデルやメカニズムがある訳ではなく、課題やテーマによって、さまざまなパターンやレベルが考えられます。 ただし、MSPには、民主的だが複雑なプロセスが存在するため、そこには常に「共通の原則に基づく協働」の精神である「透明性、共通目標、説明責任、Win-Win関係、返報性、価値の交換等」が求められることが予想できます。

ソーシャル実践ワークショップ第3回「ソーシャル・ステークホルダーマネジメント」では、立場が異なる企業、NPO、行政の間で、「共通の原則に基づく協働」の精神の中から「返報性、価値の交換」に焦点を当て、「権限を使わず人に影響力を与える(つまり人を動かす)こと」を主眼に、実践ワークショップを行い、その後の議論を展開して行きたいと思っています。

『ソーシャル・ステークホルダーマネジメント実践』コース の学習目標

  •  ソーシャル課題を解決する上では、関連する全てのステークホルダー(NPO、企業、行政、その他)が、対話や情報共有等を通じて、参加主体間に一定の信頼関係が醸成されるとともに、相互にとって最善の解決策を探ろうとする協働の精神(Win-Win 関係等)を創出する事が重要であることを理解する。
  •  実践ワークショップを通して、成功を目指す意図を持ったマネジャーが、利害、および立場の異なる人たちを対象として、協働の精神を活用し、いかに権限を用いず影響力を発揮するのか(つまり人を動かすのか)について、必要となるフレームワーク、ツールと技法の実践的活用方法を体得する。
  •  そして、ソーシャル課題を解決する上で形成された組織、チーム、プロジェクト等が、コラボレーション力を向上させる上で、必要となる要因が何かを見いだす。

アジェンダ

1. ソーシャルPM研究会 ミッション/ビジョン

2. ソーシャル・ステークホルダーマネジメント

  •  ソーシャル・ステークホルダーマネジメントとは
  •  ソーシャル課題における「多様な主体による協働」の脆弱さの問題
  •  マルチステークホルダーへの注目 • ソーシャル
  • ステークホルダーマネジメントプロセス
  •  影響力発揮の原理・原則

3. ソーシャル・ステークホルダーワークショップ

  •  ワークショップの進め方とツールと技法の解説(テーマ:環境(リサイクル)×健康(障害者)×経済(自立))
  •  演習1:マルチステークホルダーの世界を理解し、裏側に存在するキーマンを特定する
  •  演習2:動かしたい相手が期待する価値を見いだし、価値の交換を行う戦略を練る
  •  演習3:価値の交換戦略で失敗した場合、新たな期待する価値を見いだし、戦略を再検討する

4. 事例研究

  •  NPO・企業・行政が、マルチ・セクター協働により、障害者福祉と連動した環境リサイクルシステムを全国に普及
  •  協働が社会的価値を生み出す組織間コラボレーション

5.受講者感想の共有

  •  何が得られたか? どう活かせるか?  

開催概要

 

主催 PMI日本支部
テーマ 『ソーシャル・ステークホルダーマネジメント』 ~NPO・企業・行政が共通の目標に向かって課題を解決~ 
日時 2016年   3月 26日(土)
 09時30分~10時00分 受付
 10時00分~17時30分 セミナー
 17時40分~18時30分 交流会 (希望者のみ)
会場 PMI日本支部 3F セミナールーム / 半蔵門線水天宮前駅より徒歩5分
 ● 住所: 東京都中央区日本橋中洲3-15 センタービル3F
  アクセスマップ
講師 PMI日本支部 ソーシャルPM研究会メンバー  中谷 英雄 氏 
定員 25名  (定員に達し次第締め切らせていただきます。)
参加費
(税込)

今回のソーシャルPM実践ワークショップ(①~⑥)は初めての試みとして開催いたしますので、特別に参加費は無料とさせていただきます。
交流会は有料となりますが、ぜひともご参加ください。

項目  【参加費】
セミナー参加費 無料
交流会参加費(セミナー当日、受付にてお支払ください) 1,000 円
PDU  PDU受講証明の発行はいたしません。

申し込み方法

  1. 参加ご希望の方は、当ページの下にある「お申込みボタン」から 「ソーシャルPM実践ワークショップ 第2回 『ソーシャル・ベネフィットマネジメント実践』」 申込みサイト にアクセスし、必要事項を記入して、最後に「完了」をクリックしてください。   
  2. 事務局にてお申込み内容を確認後、参加票 をメールでお送りします。参加票はワークショップ当日、受付でご提示ください。
  • 申込み操作完了後、2営業日を過ぎても参加票メールが届かない場合は、まず「迷惑メール・ホルダー」をご確認ください。
  • チーム分けしてワークショップを実施するため、お申込みされた方は必ずご出席ください。万一出席できなくなった場合は必ず事前にご連絡ください。
    無断欠席された場合は、以降、支部が開催する他のセミナー等へのお申込みをお断りする場合がありますので、ご注意ください。
  • 交流会参加費(1,000円)は、セミナー当日、受付にてお支払ください。お釣りがいらないようご協力をお願いいたします。
  • 不測の事態には、やむなく開催を中止する場合があります。その場合はメールや支部Webサイトにてご案内いたします。

お問い合わせ先

本セミナーに関する問い合せは  PMI日本支部セミナー事務局 宛てにお願いします。