2018年2月28日更新
PMI日本支部 IPPM 研究会
2004年6月に発足し14年間活動を行ってきたEVM研究会は、現在でもEVMの優れた原理原則と基本手法は変わることない一方で、時代の要請として、総合的にプロジェクト・パフォーマンスを測定し、分析評価する必要性が高まっている今後の方向性を見据えて、2018年1月から、統合プロジェクト・パフォーマンス・マネジメント研究会(Integrated Project Performance Management Study Group: IPPM研究会)に改称し、アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)、その派生手法アーンド・スケジュール(ES)および ネットワーク・スケジューリングを中核としたパフォーマンス・マネジメント手法と、そのベストプラクティス(最良実践)を調査研究する研究会として活動を発展的に一新しました。 (※ 詳しくは、支部Newsletter Vol.74 2018年春号の【部会紹介シリーズ】に記載予定です)
仕切り直し再発足したばかりの研究会ですので、同じスタートラインに立って参加できる良い機会です。問題意識を持ち関心のある皆さまのご参加をお待ちしています。
IPPM研究会の活動ビジョンは、
「プロジェクトマネジメントの戦略的意思決定に不可欠な定量的情報算出技法の研究と検証を行い、その統合的技法体系の確立を目指す」 ことであり、その具体的趣旨は、
「戦略的意思決定するための的確なパフォーマンス情報を提供することにより、プロジェクト・マネジャーとチームの戦略策定と意思決定のマネジメント能力を高め、プロジェクトを機動的に推進するリーダーシップ指導力を強化する」 ことです。
この活動趣旨は、PMIが推進するTalent TriangleTMのTalent Management 趣旨に沿っています。
IPPM研究会では、現在2つのワーキンググループ(WG)で活動を行っています。このほかにも研究会の趣旨に相応しいものがあれば、積極的に取り上げて行きたいと思っています。
IPPMに関する最新情報、実践におけるさまざまな問題を解決するための情報を収集し、研究会の皆さんとメーリングリストおよび遠隔会議による定例会で議論しています。その研究成果は、毎年のPMI日本フォーラムで発表しています。
【テーマ】
・EVM, ES & Network Schedule の統合プロジェクト・パフォーマンス・マネジメント(IPPM)に関する早期の情報収集と研究
・IPPMの事例と最良実践の研究
・IPPMに関連する派生理論と統計的手法論の情報収集と研究
IPPM研究会と関西ブランチの定量的PM事例研究会との合同WGです。
【テーマ】
? 定量的データ(EVM、品質実績、生産実績等)が計測されている事例を収集します。
? 定量的データを現場でプロジェクトマネジメントに利用する上での問題点を議論し、課題を明確にします。
? 参加メンバーの様々な経験を元に、課題に対する対応策をノウハウとしてまとめ、公開しています。
(例 EVMの実践ガイド、品質予測の実践ガイド等)
12名程度
特に設けません、随時受け付けます。
提出書類を参考にメンバーを選定させていただきます。結果は、メールにて通知します。
問い合わせ先および参加申込み方法については 部会活動参加申し込みページ をご覧ください。