2015年12月20日改訂
PMI日本支部 関西地区 IT上流工程研究会
昨今、IT プロジェクトのマネジメントはますます困難さを増しています。
その理由として、プロジェクトに関わるステークホルダーが多様化していることと、ビジネスへ真に貢献することがプロジェクトに求められていることがあげられます。また、私達は「プロジェクトマネジメント」、「ビジネスアナリシス」、「アーキテクチャ」 がそろって、初めて 「ビジネス価値を伴う成功」 へとつながると考えています。
よって、これからのプロジェクト・マネジャーは様々な専門スキルを持った専門職と協調し、「ビジネス価値を創造するためのプロセス」 をマネジメントしていかねばなりません。
本研究会では超上流を含めた様々な領域をまたがっての研究を通じ、真の価値を引き出す手法を研究しています。 IT 業界のプロジェクト・マネジャーを中心に、プロジェクトに関わる様々な方の参加を求め、プロジェクトマネジメントをより良く実践するための議論や検討を行っています。
【テーマ】 ITプロジェクトの上流工程課題研究
【活動内容】
(1) 「上流工程の実践」 事例研究
事例研究をもとに 「問題プロジェクトにおける上流工程(特に要件定義)の課題」 を分析します。また、それと併せてIT業界で 「実績のある上流工程」 に手法を取り上げ、研究することで有効性を評価します。さらに、手法を適用した事例収集や研究会メンバー間の実践共有を行い、理論と実践を兼ね備えた提言にまとめます。
(2) 「ビジネスアナリシスとプロジェクトマネジメント融合」 の研究
昨今、PM の間でも関心が高まっている BA (ビジネスアナリシス) への理解を深め、プロジェクトマネジメントの視点で有効性を評価検討します。また、「BA と PM をいかにして融合するのか」 を検討します。
(3) 「アーキテクチャ中心プロジェクトマネジメント実践」 の研究
事業変革プロジェクトでは、プロジェクト企画フェーズでのビジネス/ITのアーキテクチャ・デザインが重要なインプットとなってきています。こうした 「アーキテクチャと整合するプロジェクトマネジメント」 について事例研究をします。
(4) 研究成果の公開
研究成果は PMI 日本フォーラム等の場で一般公開します。
1)応募資格
● 上記の趣旨に賛同いただき、研究会活動に積極的に貢献していただける方。
● PMI 日本支部会員であること。
注)本部会員であるだけではなく、支部会員登録が必要となります。
● 研究会に継続的に出席可能な方で、継続して研究活動が行える方。( IP 電話での参加も可能)
2)募集人数
10 名程度
3)応募締切日
通年で募集
提出書類を参考にメンバーを選定させていただきます。結果は、電子メールにて通知します。
問い合わせ先および参加申込み方法については 部会活動参加申し込みページ をご覧ください。