お知らせ

Mongolia Conference&Region9 Meeting 報告 〔理事 浦田有佳里〕

2016年11月18日

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 PMIモンゴル支部は2013年に支部として組織化され、今年、3年目を迎えます。
 モンゴルではPMP®のプレゼンスが高く、多くの若者がPMP®を目指しています。企業としてもPMP®資格取得を推奨しており、今回のConferenceでは企業からも多数の方々が参加していました。PMP®の数は40名とまだまだこれからですが、Conference参加者は400名と大変盛況でした。

 今回は、Mongolia Conference(10月7日・8日)とRegion9 Meeting(10月9日)について報告します。

PMI日本支部 企画、地域サービス担当理事
浦田 有佳里

Conference 参加者

 参加者は、20代後半から30代後半が主であり、学ぶ機会を得たという熱気を感じました。また、日本フォーラムとの違いは年齢層だけではありません。なんと女性参加者が全体の7割以上を占めていました。

 PMP®取得者はモンゴル全体で40名。参加者は400名ほどなので、これからPMP®を取得していこうというモチベーションの高い層が集まっています。参加者には留学経験者が多く英語も堪能でしたが、PMの知識はこれからつけていこう、という感じの方が多いようでした。

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Conference 講演

 コングレス講演は企業のCEOが多く、モンゴルの主要産業であるエネルギー・資源開発プロジェクトを中心に、金融やチーズ会社の社長など幅広い分野で構成されていました。大規模プロジェクトの成功要因、PMコンピテンシーについての考察などの講演がありました。
 Region9で集まった各国のリーダーも講演やワークショップを行っていました。日本からは除村理事が90分に及ぶ英語によるプレゼンテーションを行い、企業のトップやコンサルなどから熱心な質問を受けていました。講演が終わった後もコメントやテンプレートが欲しいという要望もあり、多くの方に有効な施策が伝わったように思います。
 ワークショップは、PMBOK®の知識エリアの説明から仮想プラントの計画策定や国による違いなどのテーマで行われ、熱心に取り組まれていました。まだ支部設立3年目のモンゴルでは、PMの勉強を始めたばかりという方々も多く、PM用語が通用しないので、各国のPM知識レベルにあわせた講演やワークショップが必要だと感じました。


11.jpg除村理事による講演

Region9 Meeting

 ミーティングは神庭APメンターやCindy PMI本部VPのお話から始まり、各国のメンバーをシャッフルしてチームになりアイスブレイク。「アクティブメンバーを増やすには?」といったテーマのディスカッションも皆で楽しみながら展開されつつ、業績や課題、今後の取組が各国会長から説明されました。

 日本支部は歴史もあり成熟度が高いのですが、国により状況は違います。外部団体や政府との関係なども含め、それぞれの国で苦労があることが分かりました。そんな各国の状況を共有することで、今までPMI本部と日本支部しか見えていなかった状況から一変して、周囲の国々のことも見えてきました。これからは、日本支部の進む道も違った視点から考えることができるようになるのではないかと思うことができた貴重なミーティングでした。

神なるオオカミ

 ウランバートル市内はオフィスビルやホテル、ショッピング・センターなどがありますが、景気の状況から、建築途中で止まっているようなビルも見受けられました。市街から郊外に向かうと、資源開発のプラントなども多く見られ、さらに1時間ほど車で移動すると、もう周りには何もなく見渡す限りの原野が広がるばかり。チンギス・ハーンの英雄伝説は脈々と続いている国。そんな英雄が出てきてほしいという希望もありつつ、前に進み続けるモンゴルの人々との交流はとても楽しかったです。

 これから進んでいこうという希望に満ち溢れ、女性は仕事も結婚も子供も選択したいというパワフルな思いを持ち活動しています。果てしなく、広がる草原。草原には牛や羊、馬が放牧されています。そして、何の音もない世界。遊牧の民は力強く自然と共存しています。私達が学ぶものは沢山あるように思えたMongolia Conference&Region9 Meetingでした。
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