PMタレントコンピテンシー研究会

PMタレントコンピテンシー研究会メンバーの定期募集について

2023年11月改訂
PMI日本支部
PMタレントコンピテンシー研究会

1.活動の趣旨

プロジェクト・マネジャーの育成においては、知識やスキルを身につけるだけでは不十分であり、PMコンピテンシーが発揮できるようにしなければなりません。
PMコンピテンシーとは何か、PMのコンピテンシーを表すフレームワークである PMCDF (Project Manager Competency Development Framework : プロジェクト・マネジャー・コンピテンシー開発体系) を活用してどのようにPMコンピテンシーを育成できるのか、プロジェクト・マネジャーだけでなくプログラム・マネジャーのコンピテンシーをどのように育成するのかについて、研究を進めます。

2.主な研究会活動

PMコンピテンシーについてより多くの方に知っていただけるよう、 プロジェクト・マネジャーのためのコンピテンシー入門 PMタレントコンピテンシー研究会著 を 一般公開いたしました。(2016年12月)
研究会ではPMCDF第3 版の活用するため、プロジェクト・マネジャーのコンピテンシーのチェックリストを作成しました。また、活用する際のヒントとなるよう、活用の手引きの冊子を作成しました。(2023年11月)

 

研究会では、以下のようなテーマについて研究活動を行っています。これらに限定することなく、参加者の関心や問題意識に基づき、研究テーマを随時設定しています。

コンピテンシー概念の理解と事例の収集、および研究

コンピテンシーについての理解は現実に適応しようとすると、今ひとつ概念的で、何らかのプラクティカルな検討が必要であると思われます。スキルとはどう違うのか、どんな適用事例があるのかなどをテーマとして研究活動を行います。

具体的なコンピテンシー要素の検討と適用方法についての研究

コンピテンシー要素は、知識、実践、人格の分野について枠組みが示されていますが、広くプロジェクト・マネジャーに該当させようとして、個別・具体性の観点からは一般的過ぎる表現であるとする意見もあります。どのようにコンピテンシー要素の具体的表現を検討すれば、実務対応が容易になるのかなどの研究活動を行います。

パイロット事例の収集と蓄積を通じた研究

PMCDF を活用した育成事例を収集し、現実のケースとして蓄積し、これから現実的な適用方法を学び、 PMの育成と講師の育成のノウハウ化を目指した研究活動を行います。

プログラム・マネジャー育成の研究

近年のプロジェクトマネジメントを巡る環境は変化してきており、従来の PMBOKガイドを超えたスキルを求められるケースも少なくありません。プログラム・マネジャーに求められるコンピテンシーは何か、またどのように育成するかについて、研究を行います。

3.活動から得られるメリット

  1. 自らの知識や経験を、研究会活動成果物に反映させることができます。
  2. PMI日本支部の様々な活動に接する機会が得られます。
  3. PMI日本支部で活動する多くのPM経験者とネットワーキング構築の機会が得られます。
  4. 活動実績に応じて、ギブバック活動などの PDU が得られます。詳しくは CCR ハンドブック を参照いただくか、当研究会のリーダーにご相談ください。

4.活動形式

  1. 定期的な会合を開催します(原則、月1回を予定)
  2. 活動は年度(1月1日~12月31日)で行います。
  3. 電子メール、Zoom、Slack、Boxその他のコミュニケーション・ツール を活用して、効率的に進めます。

5.募集要領

1)応募資格

  • 上記の趣旨に賛同いただき、研究会活動に積極的に貢献していただける方。
  • PMI日本支部会員の方。
    注)本部会員であるだけではなく、支部会員登録が必要となります。
  • 研究会活動に継続的に貢献可能な方。

2)募集人数

 10名程度

3)応募締切日

 通年の募集とします。

6.問合せおよび申込み先

 問い合わせ先および参加申込み方法については 部会活動参加申し込みページ をご覧ください。