トピックス

【活動報告 2018年1月度中部ブランチ地域ソーシャルマネジメント 「実践」始動】

【活動報告 2018年1月度中部ブランチ地域ソーシャルマネジメント】

テーマ: つくラッセル訪問

実施日時: 2018年1月26日(金)

はじめに

 中部ブランチ 地域ソーシャルマネジメント研究会では、昨年ソーシャル活動の「実践」の足掛かりの場として、中部で社会課題解決に幅広く先進的に取り組む豊田市の活動に注目し交流を重ねてきました。
 今年はいよいよ「実践」です。豊田市に紹介いただいた「まちとむらをつなぐ」おいでん・さんそんセンターの活動の一つである廃校活用プロジェクト「つくラッセル」を訪問しました。
 前週から日本は大寒波が押し寄せ訪問が危ぶまれましたが、山間部は思っていたほどの積雪はなく安全を確認した上、決行となりました。

開催概要

日時 2018年1月26日(金)13時~15時
場所 豊田市旧筑波小学校(つくラッセル)
参加者 つくラッセル代表 株式会社M-easy代表取締役 戸田様
豊田市 企画政策部未来都市推進課 副課長 粕谷様
    企画政策部企画課主査 堀田様
豊田市 社会部旭支所 副主幹 可知様
一般社団法人おいでん・さんそんセンター 坂部様
PMI日本支部中部ブランチ
     井奈波(運営委員会リーダー)
     武内 (地域ソーシャルマネジメント研究会リーダー)
     金田 (地域ソーシャルマネジメント研究会サブリーダー)
訪問目的 相互理解を行い今後の進め方を確認する。
アジェンダ ① PMI日本支部の紹介と今回の取り組み  武内 
② 今回の進め方詳細について       金田
③ つくラッセルの紹介とディスカッション 戸田様
④ 今後の予定              武内 

サマリー

 PMI日本支部とつくラッセルの活動概要について相互理解することができましたが、初回の活動の焦点を絞るまでには至りませんでした。
 次回はつくラッセルの主役である住民のみなさんの研究会に出席し、生の声を聞いてミニマムで効果の出せそうな活動を見つけるヒントを掴みます。

内容

 小学校の職員室だったと思われる部屋で、薪ストーブで暖を取りながら意見交換を行いました。PMI日本支部からは研究会の目的や今年度の活動計画、ソーシャルマネジメント活動実績などを紹介しイメージを掴んでいただきました。
 そして、つくラッセルプロジェクトのみなさんからは背景や経緯、活動概要を紹介していただきました。打合せをしていた部屋の窓ガラスに住民の皆様の声が書かれているポストイットカード群を見つけましたので、その活動内容を中心に意見交換を行いました。

 豊田市役所のみなさん、つくラッセル 戸田様からのコメントは以下のとおりです。

【つくラッセルプロジェクトについて】

  • このプロジェクトのきっかけは平成21年豊田市が東京大学と連携し、「日本再発進!若者よ 田舎を目指そうプロジェクト」をこの旭地区で実施したことで、平成22年に自分が家族とともに移住したのが始まりです。
  • この地域も少子高齢化の波が押し寄せていますが、この地区は外部からの移住者が多いことで注目を集めています。
  • つくラッセルは「地域を未来に引き継ぐための新しい場」です。
  • 幅広い活動を行っており全体を掴むのに時間がかかるので、PMI日本支部には焦点を絞って興味のある活動に入ってもらうのがよいと思います。
  • ひとつひとつの活動にたくさんのステークホルダーがいます。
  • 主役は旭地区の住民のみなさんです。高齢者、主婦、子供など幅広い方が住んでいます。
  • あまり強いマネジメントは適さないと考えています。仲間作りが重要なポイントで、参加型で進めています。
【窓ガラスに貼ってあるポストイットカードについて】
  • 月1回、つくラッセルにある体育館で「地域スモールビジネス研究会」を開催しています。 この研究会はおいでん・さんそんセンターの研究会活動のひとつで、当初は豊田市のそれぞれの過疎地の生業の発掘やその推進に貢献することを目的にしていましたが、今は、「よりよい暮らし」がメインテーマになり、各地区が自主的に運営しています。

  • 目的志向では進まないので、参加型で進めています。
  • ポストイットにはそんな住民のみなさんの自然発生した意見が自由に書かれています。
  • 繰り返しですが、強いマネジメントはしていませんが、周りの状況やタイミングが合えば前に進めています。
  • この研究会での課題のひとつは集まるのが苦手の方も多数いることです。
  • 特に50歳から60歳の男性の集まりがよくないです。居酒屋感覚で楽しく集まる研究会にしたいです。
  • 旭地区で老後も楽しく暮らしていくため、今のうちから「自分の財産をどう作るのか」を考えています。例えば、この地区は森林や木材が豊富なので、チェーンソーの扱い方や木工細工、焼き釜作りやピザ作りの講座も開いています。

【今後の活動について】

  • まずは主役である住民のみなさんの生の声を聞いていただくのがよいと思います。

所感

 当初、つくラッセルプロジェクトは、過疎地域での生業確立の取り組みと考えていましたが、楽しいよりよい暮らしを実現するための取り組みであることを理解しました。
 次回は住民のみなさんの集まるスモールビジネス研究会に参加し、生の声を聞きます。

2月の活動

 ①「SDGs推進国際シンポジウム2018 in とよた」への参加
  2月2日(金)13時-17時 豊田市能楽堂
 ② スモールビジネス研究会への参画
  2月20日(火)11時-14時30分 つくラッセル
 ③ 中部ブランチ地域ソーシャルマネジメント研究会
  計画中

今後の中部ブランチ活動について

 中部ブランチでは今後も引き続き、セミナーなどの開催を通じて、中部地域のPMI日本支部会員、PMP®認定資格者をはじめとする、プロジェクトマネジメントに関心を持たれている皆さまへのサービスをご提供して参りますのでご期待ください。
 また、中部ブランチでは 「地域ソーシャルマネジメント研究会」 を毎月開催しています。プロジェクトマネジメントを通して地域の課題解決に取り組み、地域社会の発展と、住民の皆さんをより幸せにする夢に向かって活動を続けています。一緒に活動していただける仲間を募集中です。奮ってご参加ください。

 詳細についてのお問い合わせは PMI日本支部事務局 info@pmi-japan.org へお願いいたします。

 PMI日本支部中部イベント開催一覧はこちら

1_IMG_7576.jpg

雪解けの豊田市駅前

2_IMG_7629.jpg

つくラッセル校舎外観

3_IMG_7614.jpg

改修中のつくラッセルの校舎見学

4_IMG_7617.jpg

マレットゴルフ場(旧小学校の運動場)

5_IMG_7587.jpg

意見交換①

6_IMG_7604.jpg

意見交換②

7_IMG_7599.jpg

薪ストーブ

8_IMG_7612.jpg

住民のみなさんの意見の書かれたポストイット