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【感染症対策下のPM】Vol.4 不確実な状況を切り抜けるサバイバルガイド

感染症対策下のPM

Vol.4. 不確実な状況を切り抜けるサバイバルガイド

PMI日本支部からの短期集中連載第4弾です。

先が見えない状況下では、不安と焦燥感が高まります。

不確実な状況にどう立ち向かうべきか、今回は4月1日に ProjectManagement.com に掲載された "Navigating in Uncertainty: A Survival Guide" (Mark Mullaly) のサバイバルガイド13か条を紹介します。

不確実性とは、その定義からして、確たることは言えないという状況ですから、こうすれば良いという絶対的な答えはありません。

誰が仕切っても難しいので、完璧を目指すのではなく、できれば8割、何とか7割を目指す、といった現実的対応が必要です。

ベストと言えなくてもベターな取り組み方はありますので、以下のガイドを参考にしてください。

不確実な状況を切り抜けるサバイバルガイド

1. 不確実性を受け入れる

まず自分が制御できる範囲を知りましょう。

2. 変わらないものに目を向ける

すべてが混とんとしているように見えますが、そんなことはありません。明日は来ます。

3. 息をする

日常生活を続け、気力体力を養いましょう。

4. やるべきことに優先順位をつける

続行すること、注意を払うこと、そして先延ばしにできることを見極めましょう。

5. 不確実なことが重要とは限らない

どうしようもないことには、何もできません。今それに取り組むべきなのか考えましょう。

6. 不確実なことに対して、知っていることを挙げる

不確実な状況でも、部分的に知っていること、推定できることもあるはずです。

7. 不確実なことに対して、知らないことを明確化する

本当に分からないことは何なのか。分からない理由を考えれば、できることが見えてきます。未知と既知の間に、リスクや問題として扱うべき領域があります。

8. 最悪から最良まで幅広に考える

在り得る可能性を挙げてみましょう。

9. 現実は必ずしも極端ではない

現実は通常、悲観と楽観の間のどこかに落ち着きます。ただし、その極端が現実化することもあるので注意が必要です。

10. 好ましい結果に向かって前進する

最悪のケースから遠ざかり、より良い結果に近づくためにできることをしよう。

11. 状況を明確にする方法を探す

大きな不確実性を、一連の具体的な質問に分解して、状況に対する理解を深めていきましょう。

12. 書き出して脳を解放する

自分で分からないことは、質問を明確化し、いつどこで誰に聞くのか書き出して、考え過ぎないようしましょう。

13. 今できることに集中して前進する

捉えどころのない問題で途方に暮れるよりも、意味のあることに取り組みましょう。外堀を埋めて、立ち向かう道筋が見えてきてから、その問題に挑む方が生産的です。


どんな時でも自分がどう振る舞うかは自分で決められます。

出典: "Navigating in Uncertainty: A Survival Guide", Mark Mullaly, ProjectManagement.com, 202041

まずは現状を受け入れることから始まります。べき論や理想論に縛られると身動きが取れません。

深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから、不確実性の正体を分析、分解して、あきらめること、捨てることをはっきりさせると、進める道が見えてくるものです。

どうしようもないことに悩まず、その時その時にできることをやって目的に近づきましょう。

PMI日本支部
 広報担当理事 端山・冨岡