~新しい関係ができ、活動の中でシナジーが生まれた~
創立25周年記念全体プロモーションサポートチーム
奥田智洋 坂本芳湖
皆さん、こんにちは。PMI日本支部創立25周年記念全体プロモーションサポートチームです。
今回のプロモーション活動も終盤となり、メンバー同士これまでのことを振り返ってみました。
活動を通じて私たちが感じたこと、学べたこと、得られたことにはどのようなものがあったのでしょう。
座談会メンバー
創立25周年記念全体プロモーションサポートチーム
永合由美子(なごう、25周年記念プロモーション担当理事)
中村ますみ(ますみ)
坂本芳湖(のりこ)
赤澤なぎさ(なぎさ)
菊池由美子(ゆみこ)
藤田廣昭(ひろあき)
聞き手 奥田智洋(ともひろ)
Q:プロモーション活動の立ち上げについて
ともひろ 今日はPMI日本支部創立25周年記念全体プロモーションのチームの皆さんに集まっていただきお話しを聞いていこうと思います。最初になごうさんから今回のプロモーション活動が始まったきっかけをお話しください。
なごう 実は、「私が!?」からのスタートでした。私は大学で広報の仕事をしていたことがあり、プロモーション経験があると思っていただけたのがきっかけと感じています。PMI日本支部の活動に慣れてきた頃ではありましたが、このプロモーション活動立ち上げには少し戸惑っていました。でも、「サポートメンバーを募って一緒にやればいいよ」と伺い、仲間を集めるところからスタートできる、そして皆さんの意見を聞きながら一緒に作り上げられるというのができたら嬉しいな、と思っていました。みなさんが応募してくださって、ワクワク、を感じたのを覚えています。
Q:プロモーションチームへの参加のきっかけ
ともひろ 今回の全体プロモーションチームについては、僕はPMI日本支部の事務局からメールで公募案内が来て、もともとプロモーションにも興味があったので自分からエントリしましたが、みなさんはどのような経緯で参加されたのですか?
ますみ なごうさんに誘っていただいたから、です。ご一緒させていただいている女性コミュニティを通じて、“やってみない?”と。何をするのかよくわからなかったのですが、まずやってみようかな、と。
のりこ PMBOK🄬セミナープログラムでご一緒させていただいているともひろさんにお声がけいただきました。コラム発信にとても興味があって、プロモーション活動の一端を担えれば嬉しいな、と思っていました。
なぎさ 女性コミュニティからゆみこさんにお誘いいただきました。動画の編集のお手伝いがあると聞きまして、微力ながらお力になれればと思って参加しました。
ゆみこ 私もなごうさんからお誘いいただきました。女性コミュニティの方でご一緒していて、開催告知文章や活動レポートを書かせていただいたことあり「文章上手ね。25周年でも書いてみない?」と言っていただけたのが嬉しかったです!
ひろあき ともひろさんにお声がけしてもらいました。PMI日本支部をもっと知ってもらいたいという思いもあったし、動画の編集ならお手伝いできるかなと思いました。
Q:プレスリリースの記事について
ともひろ ますみさんはプレスリリースを主に担当されていましたが、これまでもそのような記事を書いたことはあるのですか?それとも、はじめての経験とのことですが?
ますみ プレスリリース、って言葉も知らないくらいで初めての経験でした。とりあえずまずは、スケジュール作らなくちゃ、まずは第一弾出さなくちゃ、と戸惑っていました。PMI日本支部のサイトを一生懸命見ながら文章を書いて、アドバイスもいただいて記事を作っていきました。ページビューの数字を通じて、今まで全く知らなかった知識も得られました。この活動に活かせる経験となりました。
Q:動画制作について
ともひろ 動画制作を担当された方にお聞きします。動画もやってみるとなかなか難しいところがたくさんあったかと思いますが、ひろあきさん、なぎささんは同じように苦労したことや自分にプラスになったことは何ですか?
ひろあき 「プロジェクトマネジメント」ということだとどうしても敷居が高くなってしまってPMI日本支部を知ってもらうには 難しいかなと思ったので、身近な題材を取り上げたいなと思ったのですが、分かりやすく伝えるのはなかなか難しいですね。
なぎさ 動画編集前の、素材の状態では、話し手や作り手の気持ちがあふれていて、それを具体化することの難しさを感じていました。ですが編集する際に、プロジェクトマネジメントに関するいろんな人の思いを知ることができて、とても有意義な時間だったと思っています。
Q:メルマガ、コラムについて
ともひろ メルマガやコラムの投稿を担当された方々にもお聞きします。こういった投稿はテーマを考えるのに苦労しますよね、僕も夢について書いてみましたが、誰にどのような内容を伝えようかと悩みました。みなさんはテーマ決めで意識したところはありますか?
のりこ 初回を担当させていただくということで、読者の皆さんをどうしたら引きつけられるかを意識しました。そこで、多くの方が感動したWBCとプロジェクトマネジメントを関連させて書くことで皆さんに共感いただけたらなと。私自身それ以降、野球の監督からもプロジェクトマネジメントを学べると気づきました。PMI日本支部以外からも含めて、いろんな方から感想もお聞きできて嬉しかったです。少し届いたかな、って。
ますみ プロマネをやったことがない方や若い方に親近感を持って欲しくて、ちょっとでも関心を持ってもらえるように内容を考えました。仕事として意識して欲しくなかったので、お料理に例えてみました。私は食べることが好きで、美味しく食べられるのっていちばん幸せで、それって価値に重きを置いていることになるかなと。PMBOK🄬ガイド第7版に対して思うことを書いてみました。
ゆみこ 身近な話題や旬な話題で、一見プロマネと関係なさそうでも紐づけられることないかなぁ?とネタ探しをしました。最近話題の生成AIのワークショップに参加した際に「生成AIを上手く使いこなすにはプロマネの力が必須なんだ!」と改めて思ったことをコラムに書かせていただきました。
ひろあき プロジェクトマネージャーのイメージがどうもマイナスに捉えられているような気がして、それを払しょくしたくて私の好きな三国志で例えてみました。
なぎさ テーマは、わたしの普段の仕事を書きましたが、読んでいただいた誰かがプロジェクトマネージャーの育成に思いを馳せるような、考えるキッカケになればうれしいです。
Q:読者へのメッセージ
ともひろ では最後に皆さんにお聞きします。この記事を読んでくれている方々へのメッセージをお願いします。
ますみ ボランティアで成り立っている、ということがすごくよくわかりました。 いろんな方と知り合いになれるし、いろんなことも吸収できるから、ぜひ皆さんも参加しましょう、とお伝えしたいです。女性の参加をもっと広げたいです。子供を持っても仕事を辞めない人が増えたというか、当たり前になってきています。最近活動にも若い方の参加が多くて、オンラインミーティングに小さいお子さんの声が入ってきたりして。いいですよね、こういうのって。
のりこ 実は私、PMI日本支部の活動に参加することに対して発言のしづらさを感じていました。皆さんのベテラン感を壁に感じていて私が発言してはいけないのかも、と。でも勇気を出してみたらこのように広がっていって声もかけていただけて、とても楽しかった。新しいところに行くには少し勇気が必要なのだけれど、その勇気があったからこういう活動ができた、ということをお伝えできたらとても嬉しいです。
なぎさ PMI日本支部を通してプロジェクトマネジメントに関する様々な人の考え方や環境を知り、世界が広がった感じがしました。みなさんもぜひプロジェクトマネジメントの世界を覗いてみてください。
ゆみこ 前職の管理職登用の条件のひとつにPMP🄬の取得があったのでプロマネの勉強を始めましたが、当初はPMI日本支部で活動することまでは全く考えていませんでした。でも、「せっかく資格も取ったし、何かしてみようかな」とコミュニティや研究会に顔を出してみたら、プロマネ同士ならではの視点で課題を話し合ったり、イベントを組み立てていける面白さに気付き、自社では得られない出会いや学びがあるなと思いました。その延長で営利・非営利関係なくもっと色んな業界のプロジェクトにも関わってみたい、と転職も決意。いまでは本業のほかにも様々なプロジェクトに関わらせていただくまでになりました。視野も出会いも広がるPMI日本支部活動、おススメです!
ひろあき もしかしたら、「知識・経験が足りないから無理ではないか」、「仕事や家庭で忙しいからなかなか時間が取れない」という方もいらっしゃるかもしれません。PMI日本支部の部会活動にはさまざまなものがあり、自分の都合に合わせた形で参加することができます。PMI日本支部の部会活動に限りませんが、普段とは違う新たなコミュニティに加わることは、自分の世界が広がっていってとても楽しいことです。お試しで見学することもできますので、いろいろ覗いてもらって自分にあった部会を探してみてはいかがでしょうか?
ともひろ 私からも一言、PMI日本支部では首都圏だけでなく、各地域での活動も活発になってきています。今回のプロモーションの内容をご覧になってPMI日本支部の活動に興味を持っていただいた方はぜひ一緒に活性化しましょう!
では、最後になごうさんから皆さんへのメッセージをお願いします。
なごう 私にとってPMI日本支部での初めての経験で、どうやって人を集めたらいいのか、集まったとしてもその人たちとどうやっていけばいいのか、本当に手探りでした。ですが、別の活動で少し知り合いだった方に、「一緒にやってもらえると嬉しい」「興味ありませんか?」と言った時、皆さんとても忙しいはずなのに、「せっかく声をかけてくれたからやってみよう」、「チャンスだからやってみたい」と、前向きに捉えてくださいました。また別の打合せでは、「すごくいいメンバーがいて誘ってみたい」という意見もいただくことができました。新しい関係ができ、一緒にやっていく中で、相乗効果というかシナジーが生まれていきました。「自分ができることで貢献すること」が全体貢献にもつながり、そういうことがある意味自然にできていくのを見ることができ、PMI日本支部の組織運営はこういうことだなと改めて実感しました。ボランティアで成り立っている、ボランティアの皆さんの発言で出来上がっている活動はとても素晴らしいものです。
プロジェクトマネジメントという共通のスキーム、スキルを通じて我々みんなが社会にコントリビュートする。そこにぜひ一緒につながっていただきたいです。何らかの形で皆様とご一緒できたら、と願っています。
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