2025年6月14日、台湾の台中市で開催されたPMI Region 9 Project Case Competition決勝戦において、日本代表チームが見事優勝しました!
日本代表:Project ECC: Bridging Generations with Technology(立命館アジア太平洋大学)
香港、台湾、韓国、モンゴル、そして日本の5か国から集まった学生チームが、これまでの努力と情熱をぶつけ合う熱いコンペティションが繰り広げられました。各国で開催された予選会には合計99チームが参加するという、まさに激戦を勝ち抜いてきた強豪揃いの舞台でした。
優勝を飾った日本代表チームは、インドネシア、インド、ミャンマーの3か国から日本に留学している大学生で構成された、多様性に富んだチームです。彼らが提案したのは、高齢者の安心安全のための画期的なシステム。ビジネス専攻の学生が中心となりながらも、工科系の大学や高専の学生と見事に連携し、なんとハードウェアやソフトウェアのプロトタイプまで作り上げ、動く実機を持ち込んでのプレゼンテーションでした。その熱意と完成度の高さは、会場に大きな感動と興奮をもたらしました。チームの多様性が生み出すシナジーと、卓越した協働の精神が、今回の優勝に大きく貢献したことは間違いありません。
PMIでは、このProject Case Competitionをさらに発展させるべく、2026年度にはRegion 9の5か国に留まらず、アジア全体に拡大した学生プロジェクトコンペとして実施する計画を進めています。今回の日本代表チームの優勝は、その大きな弾みとなるでしょう。
今回の日本代表チームの活躍は、予選会に参加された学生の皆さん、そしてPMI日本支部のアカデミック会員、支部会員の皆様にとっても、大きな刺激と誇りになったことと思います。未来のプロジェクトマネジメントを担う学生たちの活躍に、これからもぜひご注目ください!
(教育国際化委員会 事務局)