2025年5月26日 更新
PMI日本支部 リスク・マネジメント研究会
代表 清野 悠
変化の激しい時代の企業や組織は多くのリスクに遭遇する可能性があります。
企業や組織は事業継続が大前提であるためリスク・マネジメントの実効性を高めることが必要です。
当研究会ではプロジェクトのリスク・マネジメントを中心とし、プログラムやポートフォリオのリスク・マネジメントや組織のリスク・マネジメントなど幅広いリスク・マネジメントの研究活動を行い、その成果を外部へ発信することによりリスク・マネジメントの普及および、企業や組織の事業継続へ寄与をすることを目的にしています。
どのような社会風習になろうとも、研究会の成熟度を向上させ、リスク・マネジメントに関わる議論の場と事例、情報の供給源となる。
そのために、
・ メンバー同士切磋琢磨して自己向上の研究会
・ 誇りを持てる研究活動
・ PPP*におけるリスク・マネジメントの技術集団
として、グローバルを舞台に活動する
(*PPP:ポートフォリオ、プログラム、プロジェクト)
1) ワーキンググループ(WG)活動
(1)AIにおけるリスク研究
世界におけるAI活用の基礎事例を調査し、AIを使用したプロジェクトにおけるリスク・マネジメント・プロセスはどのようになるかを調査、研究しています。
メンバーが各自で研究テーマを選定し、共有・議論を実施しております。
(2)リスク・マネジメント基礎研究
①標準文書調査 【休止中】
2024年に英語版で「ポートフォリオ、プログラム、プロジェクトにおけるリスク・マネジメントプラクティスガイド」が発刊されたため、現在は日本語版を発刊すべく、監訳作業を実施しています。
日本語版発刊後、活動再開予定です。
②リスク要因
リスクの特定がリスク・マネジメントを普及させるために重要と考え、PMBOK®ガイドで提案されているリスク・ブレークダウン・ストラクチャ(RBS)を、より実務に即したツールとする方法を研究しています。
2) 個人研究活動
各自がリスクやリスク・マネジメントのテーマを決め調査、研究します。
3) リスクマネジメント・セミナーの企画・開発・実施
PMBOK® ガイド のリスク・マネジメント・プロセスを中心に、調査・研究した内容を発信します。
(1) リスク・マネジメント新標準紹介セミナー 【休止中】
2024年に発刊された英語版「ポートフォリオ、プログラム、プロジェクトにおけるリスク・マネジメントプラクティスガイド」の日本語版が発刊され次第再開予定です。
変更点を中心に、その目的・経緯、構成や他のPMI標準書との関係などを紹介予定です。
(2) 事例で学ぶ体験型セミナー(ワークショップ形式)
現場で使うための実践的なリスク・マネジメントのセミナーとなっています。
リスク・マネジメントを疑似体験することにより、現場で役立つスキルを身に付け、「転ばぬ先の杖」としてもらうことを目的としています。
4) RMP勉強会
PMI-RMP*試験の合格に向けて、試験問題を解き、意見を出し合うことによりリスクマネジメントについての知見を深めています。
* PMI Risk Management Professional (PMI-RMP)® とは、プロジェクトのリスク評価と特定の専門分野における知識と専門性を証明するものです。
なお、ワーキンググループ活動成果や個人研究活動の成果は、研究会内フォーラムで発表し、その中から、PMI日本支部主催の日本フォーラムで発表するテーマもあります。
◆月例会 毎月第一金曜日 21:00~22:00
Zoomを利用したリモート開催です。
◆ワーキンググループなどの打合せ
各ワーキンググループにより異なります。
上記の趣旨にご賛同いただき、研究会活動に積極的に貢献していただける方を募集します。
年間を通じて募集しています。
問い合わせ先および参加申込み方法については 部会活動参加申し込みページ をご覧ください。