2019年度より、PMI日本支部は 内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」 において、「SDGsスタートアップ研究分科会」を主宰しております。
PMI日本支部 理事
SDGsスタートアップ研究会 代表
稲葉涼太
SDGs達成を目指す団体のみなさまに、SDG事業の立ち上げ推進に効果的な「SDGsスタートアップ方法論」を研修・ワークショップ形式で体得できる「SDGsスタートアップ研究分科会-ベーシックコース」参加団体募集 のご案内をいたします。
SDGs事業は不確実で複雑な環境の中で、経済価値と社会価値を両立させて向上させることが求められます。そのため、従来型の計画遵守を前提としたプロジェクトマネジメントだけでは対応が困難であり、リーンスタートアップのアプローチをベースに、SDGs 新規事業構築の方法論「SDGsスタートアップ方法論」を開発しました。当ベーシックコースの全3回コースで「SDGsスタートアップ方法論」の体得ができます。
過去5年間で延べ100団体以上にお申込みいただいています。
ワークショップを通じてSDGsスタートアップ方法論を習得します。各回受講後の復習課題(自組織ケースまたは所与のケース)をご提出した参加者の方には、課題レビュー・サポートをご提供します。
■開催方法:全てオンライン開催(ZOOM使用)
■参加費:無料
① 第一回キックオフ:2024年10月19日(土)13時〜17時
(分科会概要、SDGsとCSV、リーンスタートアップ、リーンキャンバスの書き方…など)
② 第二回 :2024年12月7日(土)13時〜17時
(SDGs17ゴールとバックキャスティング、ロジックモデルの書き方…など)
③ 第三回 :2025年2月8日(土)13時〜17時
(ESG、事業評価、ベネフィットリストの書き方、今年度分科会ふりかえり…など)
ベーシックコースを修了しますと無料のプロジェクト・マネジメント支援サービスを得られるアドバンスコースへの参加資格が得られます。
アドバンスコースとは、各事業者様に担当プロジェクト・マネジメント支援チームを割り当て、事業者様の実際のプロジェクトのマネジメント支援やアドバイスを行う、伴走型の実践支援コースです。
また、アドバンスコースでは年4回、各参加団体様が集まる情報交換会を行い、活動内容のプレゼン・情報共有・ディスカッションなどを活発に行っています。
規定の出席とレポート提出を行いベーシックコースを修了しますと、PMI日本支部主催の教育プログラムを受講し、学習成果の評価を受け合格した受講者であることの証明として、ベーシックコース参加者一人ひとりに対してデジタルバッジを授与します。デジタルバッジは対外的に公表することも可能ですので、ぜひSNS等にての共有や学習歴アピールなどにご活用頂ければ幸いです。
またPDUが必要な方は、ご自身にてInformal Learning(自己学習)より申請してください。
※当コースをすべて受講しますと12時間(12PDU)になります。
Claim Codeはございませんのでご自身で申請をお願いします。
- 講義部分と実践のバランスが良く、最後まで飽きずに受講できました。また、自分の事業に合わせた宿題サポートが受けられるのも有難いです。
- 色々な業種の方からお話を聞く機会となり、新しい発見が多くありました。自分の視野の狭さに気づかされました。
- 新たな事業を始めるのに、計画が煮詰まっていたので良い機会になりました。
当件についてご質問などがございましたら、PMI日本支部 SDGs担当 宛てにご連絡ください。
■Q1:法人ではなく個人での参加はできますか?
■A1:法人のお立場でご参加をお願いします。ご所属組織にご相談ください。
ちなみに当分科会の参加登録及び研修・ワークショップの参加費用は無料です。
■Q2:内閣府『地方創生SDGs官民連携プラットフォーム』に先に参加しないとPMI日本支部のSDGsスタートアップ研究分科会には参加できないのでしょうか?
■A2:順番を前後させ、先にPMI日本支部のSDGsスタートアップ研究分科会に参加した後で内閣府『地方創生SDGs官民連携プラットフォーム』の参加手続きを行う形でも問題ありません。
10月キックオフ時点で地方創生SDGs官民連携プラットフォームの参加手続き未完でも大丈夫です。
ちなみに内閣府『地方創生SDGs官民連携プラットフォーム』の参加も無料です。
■Q3:ワークショップは他社様とグループワークをすると思います。
自社のプロジェクト内容を他社様に公開しないといけないのでしょうか?
■A3:ワークショップはロールプレイ用の架空シナリオを使ってグループワークを進めます。
グループワークを進めるに際し、他社様に貴団体の現在検討中・進行中の実際の活動を話す必要はありません。ご安心ください。
■Q4:宿題があると伺いました。宿題で自社ケースを題材にした場合、宿題の内容は他社や外部に公開されてしまうのでしょうか?
■A4:宿題の内容は他社様には公開しませんし、もちろん外部にも公開しません。ご安心ください。
■Q5:宿題を自社ケースで作成してPMI日本支部のサポートチームに提出するす際に、非公開の取引先名称や、キーパーソンの氏名、非公開の具体的な財務情報などの機密情報を提出してもよろしいのでしょうか?
また、宿題を提示するに際しPMI日本支部と機密保持契約を結んだ方が良いのでしょうか?
■A5:あくまで研修・ワークショップですので、機密保持契約は結びません。
機密保持契約を結ばない範囲で、どこまで情報を開示するかは貴団体様の責任でご判断お願いします。
ただ、ビジネスモデルの検討やロジックモデルの検討が大事であり、具体的な取引先や個人名、詳細な金額がポイントではありません。
具体的な機密情報を記入するのではなく、例えば「A社」「B氏」など機密が特定されない記載をお願いします。
■Q6:内閣府『地方創生SDGs官民連携プラットフォーム』に参加登録すると、地方創生SDGs官民連携プラットフォーム内のWEBサイトで当社がPMI日本支部のSDGsスタートアップ研究分科会に参加していること及びどのようなテーマを取り組んでいるのかが公開されてしまうのでしょうか?
■A6:分科会参加団体は地方創生SDGs官民連携プラットフォーム内のサイトで公開されます。
ただし、公開されるのは参加された団体の法人名のみです。
どのようなテーマに取り組んでいるかは公開されません。ご安心ください。
■Q7:ベーシックコースとアドバンスコースの違いを教えてください
■A7:内容と目的が違いますので以下に記載します。
・ベーシックコースは「SDGsスタートアップ方法論」を体得する研修、ワークショップのコースです。
・アドバンスコースは、各法人様にプロジェクトマネジメント支援チームの担当を割り当て、実際の法人様のプロジェクトのマネジメント支援やアドバイスを行います。
ベーシックコースは学習、アドバンスコースは実践・実事業とご理解ください。
なお、難易度の意味ではありませんので「ベーシックコースだから基礎的・簡単なことしか学べない」という意味ではございません。
■Q8:今、すでに立ち上げているプロジェクトがありアドバイスを受けたいと思います。
ベーシックコースを経ずにアドバンスコースから参加は可能でしょうか?
■A8:原則としては「ベーシックコース修了」がアドバンスコースの参加要件です。
これは、私たちがSDGsスタートアップ方法論をベースとしているため、まずベーシックコースを受講していただき方法論を共通言語としたいためです。
しかし、個別のご相談には応じさせていただきます。
PMI日本支部 SDGs担当までご連絡をください。
■Q9:『PMI日本支部SDGsスタートアップ分科会に参加申し込みをする』は『ベーシックコースに参加申し込みをする』と同じ意味でしょうか?
■A9:QA8の通り、原則としてアドバンスコースに参加する前提がベーシックコースの受講修了です。
そのため、新規でお申し込みいただく団体様の場合、私たちPMI日本支部SDGsスタートアップ研究分科会に参加する入り口はベーシックコースの参加申し込みと同義になります。
■Q10:学習証明デジタルバッジの取得条件である『修了』の基準を教えてください
■A10:講義全3回の内2回以上出席に加え、講義後のレポート(ホームワーク)全3回を提出し、提出内容を評点の上一定の基準を満たした方を修了認定します。
レポート作成に当たりPMI日本支部スタッフがアドバイス対応いたしますのと、欠席会は講義動画をご提供いたします。
■Q11:参加は法人単位とのことですが学習証明デジタルバッジ付与のためのレポート提出は個人単位でしょうか?
■A11: ご認識の通り、学習証明デジタルバッジは個人単位です。
そのため、1団体から複数名参加した場合でもレポートの提出は個人単位でお願いします。
レポート提出に際し、ご所属組織の参加者の中で提出内容の相談を行っていただいても大丈夫です。
■Q12:次年度アドバンスコースの参加条件もベーシックコース『修了』とありますが、この修了基準は学習証明デジタルバッジ取得のための修了基準と同じでしょうか?
■A12:学習証明デジタルバッジの修了基準とアドバンスコースの修了基準は異なります。
そのため、仮に欠席を2回したりレポート提出が出来なかったかいがある場合、学習証明デジタルバッジの付与対象とはなりませんが、団体様が希望される場合翌年度のアドバンスコースには参加いただけます。
また、アドバンスコースは法人単位での参加のため、例えば1団体から複数名ベーシックコースに参加されその中の1名が学習証明デジタルバッジ修了基準を満たさなかった場合でもアドバンスコースへの参加に問題はありません。
■Q13:SDGsスタートアップ方法論の予習や復習を行う動画などはありますか?
■A13:各種ビデオを公開をしています。ぜひご覧になってください。
研究報告も公開していますので併せてご参照ください。
PMI日本支部「SDGsスタートアップ研究分科会」にご興味をお持ちいただいた皆さま向けに、2024年9月14日(土)に「SDGsスタートアップセミナー(無料)」 を開催します。
「SDGsスタートアップ方法論」、「SDGs実践事例」のご紹介などを予定しています。
当ベーシックコースのお申込みご検討と併せてセミナー参加をご検討いただけますと幸いです。
当件についてご質問などがございましたら、PMI日本支部 SDGs担当 宛てにご連絡ください。
内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」 とは内閣府の主導で設立された、我が国におけるSDGsの国内実施を促進し地方創生につなげることを目的に地方自治体、企業、NPO、大学など7,665の法人(2024年7月時点)が参画する、官民連携の場として設置された交流・マッチングプラットフォームです。
地方創生に資する具体的な事業の創出やその事業を進めるために官民連携を促進することを目的とする「分科会」が13件(2024年7月現在)活動しています。
私たちPMI日本支部『SDGsスタートアップ研究分科会』も地方創生SDGs官民連携プラットフォーム内の分科会です。
私たち「SDGsスタートアップ研究会」は 内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」にPMI日本支部が立ち上げた「SDGsスタートアップ研究分科会」を運営する部会です。
SDGsが社会に浸透し、「Why SDGs?」と「What is SDGs?」が提唱される機会も増えましたが、SDGsを絵に描いた餅にしないためには実際にSDGsを事業として推進することが大切です。
しかし、SDGs事業の取り組みを始めようとしても立ち上げ推進が中々効果的にできていないという課題認識を私たちは持っています。「How To Achieve SDGs」のためにSDGs事業に即したプロジェクトマネジメント手法の普及・促進を目的として分科会を設立し、仮説検証を繰り返しながら段階的に顧客ターゲットとソリューションを確定していく「SDGsスタートアップ方法論」を開発しました。
当分科会では2019年の設立以来、 内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」 の会員法人に向け以下のコースの開設やセミナーの開催を行い、 私たちの分科会参加団体のSDGs事業推進を支援しています。
内容詳細については内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」内の以下資料も併せてご参照ください。
・実施計画書_2024SDGsスタートアップ研究分科会(概要)
また、PMI日本支部SDGsスタートアップ研究会に関しては部会サイトをご参照ください(各種説明動画や報告書なども掲載しています)
私たちは「知・情・意」をテーマにFacebookグループ、note、YouTubeのSNS発信を行っています。
① YouTube:『SDGsスタートアップ方法論』及びベーシックコース概要はYouTubeもご参照ください。
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② Note:私達の活動に関する想いを発信しています
SDGsスタートアップ研究分科会 note
③ Facebookグループ:私たちSDGsスタートアップ研究分科会活動の関係者、協力や応援してくださる方たちのコミュニティグループです。
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