2023年6月13日更新
PMI日本支部 ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会
はじめまして。2020年1月から代表を務めている 大久保 剛です。
当研究会にご興味をお持ちいただきありがとうございます。
ご自身のこれまでの業務経験・知識・スキルを さらにブラッシュアップさせ、一緒に社会貢献につなげていきませんか?
また、社会貢献活動をされている、もしく 社会貢献活動に関心をお持ちで、プロジェクトマネジメントにチャレンジされたい方のご参加も歓迎いたします。
当研究会では、SDGsに代表されるようなソーシャル課題(社会課題)の解決・およびその支援に適用できるPM活動を「ソーシャル・プロジェクトマネジメント」と定義しています。
以下の企画・基本構想に基づいて活動します。
「社会課題の解決を目的とする活動(ソーシャル・プロジェクトと呼ぶ) 」に適するプロジェクトマネジメント手法を開発し、普及することによって社会の発展に貢献する。
「世界中に安定した社会の持続を」
ソーシャルPMにより、社会課題が解決されて安定した社会が持続される。
〇「プログラムマネジメント」「ポートフォリオマネジメント」の適用
〇人の活躍と教育・成長の機会の創出
〇他組織・他団体との連携
社会課題と言われる取り組みは多岐にわたります。
SDGsに代表される「経済」「環境」「社会」に影響を及ぼす課題全般に取り組みます。
(1)WG1: 事例調査WG
社会課題とそれを解決しようとする組織・団体の事例を調査しPM視点での分析を行います。 また新たなプロジェクトマネジメント手法について調査し、社会課題への適用という観点で分析します。
(2)WG2: 方法論研究開発WG
ソーシャル・プロジェクトマネジメント方法論を研究・開発するとともにワークショップの方法論を開発し、SDGs実現に向けたソーシャルPMの普及・促進をする「実践ワークショップ」や「エッセンシャル ワークショップ」の場を提供し、運営マネジメントを行います。
(3)WG3: コミュニティマネジメントWG
ソーシャル・プロジェクトマネジメントに関心を持つ方へ向けて研究会の活動及び成果を広く知ってもらい、ソーシャルメディア等を通じたコミュニケーションや会活動活性化のための施策立案と実施により、コミュニティの成長を促す活動をリードします。
(4)WG4: ソーシャル・プロジェクトマネジメント実践WG
ソーシャル・プロジェクトマネジメント方法論を活用して、企業・行政・NPO・教育・市民活動などのソーシャル・プロジェクトマネジメント支援を行い、方法論研究開発と実践の良好なフィードバックの循環を推進します。
(5)PMO: プロジェクトマネジメント オフィス
研究会活動(WGとプロジェクト)をプログラムとしてとらえ、活動状況をロジックモデルとベネフィットリストによって可視化し、相互交流推進による部会活性化を促進します。
ソーシャル・プロジェクトは要求が多様、不確実で、計画変更が頻発しますので、PMBOK® だけでなく、プログラムマネジメント、ポートフォリオマネジメントの適用も必要になります。
そのため、研究会自体の運営をプログラムマネジメント標準に基づいて進め、メンバーがプログラムマネジメントの実体験により、ノウハウを習得します。
<ソーシャル・プロジェクトの課題 および ソーシャル・プロジェクトマネジメント手法>
ワークショップ、活動報告、FAQやお知らせなどに関する情報へのリンクは こちら
PMI日本支部の有志が2011年3月の東日本大震災の復興支援プログラムに参加した際、被災地の方々や支援NPOのスタッフと接するうちに、震災復興ばかりでなく、社会的な課題に取り組むプロジェクトが数多く存在し、それらの円滑な進行のために適切なマネジメント手法の導入が必要ということに気付きました。 そして 「 ITプロジェクトで活用している基本的なPMアプローチは十分役に立つものの、さらに工夫を加えることにより、より多くのソーシャル課題の解決に貢献でいるのではないか?」 といった問題意識を抱いたことがきっかけとなり、2014年1月に設立されました。詳細は PMI ニューズレターのバックナンバーをご覧ください。(2017年春号、2017年夏号)
私たちの活動は、研究のみにとどまらず、「ソーシャル・プロジェクトマネジメント手法の開発・普及・実効性確認」といった広範囲に及びます。
設立より6年が経過し、ソーシャル・プロジェクトマネジメント手法も確立しつつある為、研究会内外に対して以下の活動を行いました。
当研究会の活動に参加することによって、以下の通り、多様なメリットを得られます。
月次の定例会(原則第1月曜日)、WG検討会(原則第3火曜日)のほか、各WGやプロジェクトごとに必要に応じて独自に活動します。
チャットやビデオ会議等のオンラインコミュニケーションツールを利用して遠隔地からの参加も可能です。
年間を通じて募集しています。
提出書類を参考にメンバーを選定させていただきます。結果は、メールにて通知します。
問い合わせ先および参加申込み方法については 部会活動参加申し込みページ をご覧ください。