PMI日本支部 組織拡大委員会
PMoA(Project Management of Arts) WG
2025年11月15日(土)、PMI日本支部PMoA(Project Management of Arts)主催による「アートプロジェクトを学ぶ現地フィールドワークワーク」が静岡県熱海市の「ATAMI ART GRANT 2025」展覧会場にて開催されました。本イベントは、現地での展覧会鑑賞ツアーと、その体験を基にしたアートワークショップを組み合わせたプログラムとして実施されました。

参加者は10:45に熱海駅前(足湯付近)に集合し、11:00より「展覧会ツアー」を開始しました。今回のフィールドワークは「RPG(ロールプレイングゲーム)」の要素を取り入れた「探求フィールドワーク・Quest」形式で行われました。参加者は事前に「新・RPGジョブ診断」で自身の「職業」を決定した上で、探求の旅に出発しました。
ツアーのルートは、サンビーチから始まり、マルヤ・マルノワ、野中山マンション、静電気(せいでんき)といった会場を巡りました。参加者は各会場を「ダンジョン」に見立てて制覇し、作品鑑賞の証としてアンケートに回答することで「探求の痕跡」を残しました。

午後の部はリゾーピア熱海に移動し、「熱海の魅力再発見アートワーク」を実施しました。このワークショップでは、「ATAMI ART GRANT」のアートカードを用い、個人ワークとグループワークを通じて「アート×街歩きのモデルコース」を作成することが課題とされました。
参加メンバーからは、それぞれの視点に基づいた多様なルート案が提示されました。
グループワークでは、これらのアイデアを「熱海アートクエスト」として統合しました。メンバーが出した「夜の熱海」「昭和レトロ」「街のコントラスト(表と裏)」といった探求キーワードを基に、生成AIを活用してコンセプトを策定しました。
決定した全体コンセプトは「熱海レガシー・ダンジョン:世代を超えたコントラスト探訪」です。これは、昭和レトロの遺産(レガシー)と現在の生活感、賑やかな表通りとひっそりとした裏路地という「時間と空間のコントラスト」を、ダンジョンを探索するように巡る体験を核としています。
《成果物:モデルコース「熱海アートクエスト:レガシー・ダンジョンの創造」の完成》
最終的な成果物として、1泊2日のモデルルート「時空のギャップを巡る『コントラスト・クエスト』」が完成しました。
今回作成されたモデルコースは2025年11月19日(水)にオンラインで開催されたフィールドワーク振り返り会にて展覧会実行委員長の伊藤悠氏に提案されました。その後今回のアートグラントの特徴や地元連携について伺うとともに、「アート×街歩きのモデルコース」に関する意見交換を実施しました。