これまで除外されてきた(エクスクルード)ユーザー層を包含し(インクルード)かつ社会実装できるデザインを目指す考え方。障がいを、人と人の間にある社会の課題ととらえ日常の「気づき」から発想する方法。
これまで | インクルーシブデザイン |
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デザイナー中心(ユーザーのために) 作家的な独創性による魅力的価値(造形) | ユーザー中心(みんなでクリエイティブ) 多様な生活者+専門家がチームで課題解決 |
インクルーシブデザイン・プロダクトとしてPLAYWORKS社の視覚障害者歩行テープ「ココテープ」と指差しコミュニケーションパンフレットを展示しています。
視覚障害者歩行テープ『ココテープ』錦城護謨株式会社とPLAYWORKS株式会社は、視覚障害者の歩行をガイドする、視覚障害者歩行テープ「ココテープ」を共同で企画開発。視覚障害者が持ち歩き、必要な場所に必要な時だけ貼ることで、視覚障害者の自主的な移動をサポートします。 |
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指差しコミュニケーションパンフレット指差しコミュニケーションパンフレットは、聴覚障害者や外国人の方など、声でのコミュニケーションが難しい方との“会話”をサポートするツールです。 |
インクルーシブデザインチャレンジは、長浜市社会福祉協議会が主催する「福祉とデザイン研究会」の市民参加型のプロジェクト。「福祉の課題は、福祉の分野で解決する」と考えがちですが、別の分野の人たちとのコラボレーションによってより良い解決をめざすことが狙いです。
「Art for Well-being」は表現とケアとテクノロジーのこれからを考えるプロジェクトです。表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よく生きていくことに必要だとわたしたちは考えています。
だからこそ、病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。
ゆるスポーツ。それは、年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツ。
超高齢社会で「スポーツ弱者」が多い日本だからこそ生み出せるみんなのスポーツ。
勝ったら嬉しい、負けても楽しい。多様な楽しみ方が用意されているスポーツ。
足が遅くてもいい。背が低くてもいい。障害があっても大丈夫。
あなたのスポーツが、必ず見つかります。
世界ゆるスポーツ協会は、ゆるスポーツを創るスポーツクリエイター集団です。
デザイナー・アートディレクター。日本生まれ世界育ちのイギリス人。
多人種、障害などさまざまなアイデンティティーを持つことから自らのことを「一人国連」と呼ぶ。人の持ち味を見つけ活かすデザインが得意。デザインの専門性を活かし支援を必要とする障害福祉の現場の人々と共に、立場やアビリティー問わず包括的な社会参加や自立につながるアートワークや商品の制作・開発プロジェクトに国内外で取り組んでいる。主なプロジェクトは2017年から関わっている「シブヤフォント」。同プロジェクトでグッドデザイン賞、日本イノベーション対象など多数の賞を受賞。大学でも研究職につき、福祉施設で定期的に重度障害の人のアート支援をし研究を続けている。2021年からACC TOKYO CREATIVE AWADS, 2022年からはグッドデザイン賞の審査員にも選ばれる。2016年東京藝術大学大学院博士過程修了。2023年4月から奈良女子大学の特任准教授に就任。
本展示は有料イベント(PMI日本フォーラム2025)内での展示となりますが、以下条件を満たす方はイベントの申込がなくとも見学が可能です。
見学を希望される方はお手数ですがこちらのフォームより事前登録をお願いいたします(期限:7/10(木))。