3月10日(木)に、「行政コミュニティ」の第11回定例会が開催されました。
前回の定例会では、いくつかのテーマを用意して意見交換会を行いました!
メンバーによる投票で興味のあるテーマを選び、グループに分かれて自由に話し合いました。
その内容を一部ご紹介します!
「総合計画や個別計画はあるものの、実行がうまく進んでいない」「計画が総花的になっているのが問題では?」「事業の優先順位づけや評価が不十分なのでは?」など、各メンバーが、それぞれの現場から感じている課題や改善策について、幅広い視点から議論しました。
現役公務員の方、民間企業の方、民→官や官→民に転職経験のある方などがこのテーマに参加しました。「定期的な人事異動がある中で、どうキャリアを描いていけばいいのか悩む」という意見や、「実は、民間から見ると公務員経験は意外とニーズがある」など、新たな発見もありました。
窓口業務の改革や、交通部門の利用促進の取組など、行政の様々な現場で多くのプロジェクトが進められていることが共有できました。「新規採用の職員がいきなりプロジェクトを任され、十分なサポートがないケースもある」「事業導入後の振り返りをもっとしっかり行うべきでは?」といった課題も議論されました。
このほか、「関係者との関わり方、どうマネジメントするのがいい?」「教育、環境、医療・介護、地域活性化など、広いテーマをどうやって取り扱う?」「行政のプロジェクト事例について、どうやって探す?」などのテーマについて意見交換を行いました。
参加者からは「難しい会かなぁと思っていたが、同じ境遇の方と話してみて気づきが得られた!」「利害関係の無い場所で、立場の違う方と色々な視点で話ができて面白かった!」などの感想を頂きました!
<各テーマごとにオンラインホワイトボード「Miro」を使いながら意見交換しました>
次回(第12回)の定例会は「4/24(木)19時~」の開催を予定しております。
次回のテーマは、「取り組む前にブームで終わらせない! SDGs事業の始め方・立ち上げ方」です。
2015年に国連サミット「SDGs(持続可能な開発目標)」が採択されてから、約10年が経ちました。現在、多くの自治体がSDGsに取り組んだり、検討されているかと思います。
新年度となりSDGs関連事業に初めて関わることになった方や、すでに担当している方もいらっしゃると思いますが、中には「そもそも、なぜSDGsに取り組む必要があるの?」といった疑問を持ったままの方もいるかもしれません。
また、SDGsの必要性を理解していても、関係者が多かったり、先進的なテーマが多かったりして、「どこから手をつければいいの?」と悩む方も少なくないでしょう。
そこで、今回の勉強会では、SDGs事業の進め方について詳しくお話しします!発表いただくのは、SDGs事業の立ち上げ方の方法論を研究開発して外部団体に対する普及活動を行い、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」にSDGsスタートアップ研究分科会を立ち上げた、PMI日本支部理事の稲葉涼太氏です!
管理職の方から実務担当の方まで、多くのヒントを得られる内容となっています。参加は無料ですので、興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!
以下Webサイトにある申込フォームより必要事項を記入の上、申し込みをお願いします。
★ 行政コミュニティへの参加申し込みはこちらのWebサイトから
詳細については、行政コミュニティのサイトをご覧ください。
報告者:北川