~地域を歩き、見て、語り合う~ PMI日本支部 行政コミュニティ「福山地域オフ会」開催レポート

PMI日本支部 行政コミュニティでは、オンラインでの交流だけでなく、オフラインでの集まりも開催しています。

今回は、3月20日(金・祝)に広島県福山市で開催した地域オフ会の様子をご紹介します!

今回のオフ会の趣旨

今回のオフ会は、会議室に集まって議論するスタイルではありません。

福山駅から参加者みんなで街へ出て、歴史ある港町・鞆の浦を訪ね、福山市の子育て支援の拠点であるネウボラセンターを見学。そして最後は、福山の食を楽しみながらの懇親会へ。

「地域を実際に歩き、行政の取り組みを自分たちの目で見て、その土地の人・文化・空気に触れる」
そんなフィールドワーク型のオフ会となりました。

「福山地域オフ会」の様子

まずは福山駅に集合!

13時15分頃、福山駅改札前に集合。
今回は福山のメンバーだけでなく、地域を越えてメンバーが集まりました。

福山駅前からは、鞆の浦へ向かう「トモテツバス」に乗車。ここから福山オフ会のスタートです。

普段はオンラインで顔を合わせることも多いコミュニティですが、同じ場所を一緒に歩きながら話していると、自然と会話も弾みます。
目的地へ向かう移動時間そのものが、すでにオフ会の大切な時間になっていました。

港町・鞆の浦を歩く

最初の目的地は、福山市を代表する観光地の一つ、鞆の浦です。
瀬戸内海に面した港には穏やかな海が広がり、港を囲むように昔ながらの町並みが残っています。

この日は天候にも恵まれ、青空と海を眺めながら散策する絶好の一日となりました。

歴史ある建物や細い路地を歩きながら、参加者それぞれが鞆の浦の風景を楽しみました。ちょうど訪問時には、歴史ある町家で雛人形が飾られている光景にも出会いました。地域の歴史や暮らしが、建物や行事とともに今も受け継がれていることを感じます。

また、町中では小型のモビリティも目にしました。
観光地でありながら、そこで日々生活する人々の場所でもある鞆の浦。実際に地域を歩いてみることで、地図や資料だけでは分からない、移動、観光、暮らし、地域資源といったさまざまな要素が見えてきます。

私たちにとっても、「現地を見ること」の大切さをあらためて感じる時間になりました。

福山市の子育て支援「ネウボラ」を見学

鞆の浦を後にして福山駅へ戻り、次に訪れたのは天満屋福山店内にある福山市ネウボラセンターです。

「ネウボラ(neuvola)」は、フィンランド語で「アドバイスの場」を意味する言葉です。

福山市では、妊娠・出産・子育てに関する支援を切れ目なく届ける取り組みを「福山ネウボラ」として展開しています。センターには、子育てに関する相談や情報提供などの機能に加え、親子が過ごせるスペースなどが設けられています。

今回、実際に現地を訪れたことで印象的だったのは、行政サービスが「役所の中」だけにあるのではなく、市民が普段訪れる場所の中に置かれていることでした。

子育て中の家庭が必要なときに相談できること。複数の制度や窓口を利用者自身が探し回るのではなく、利用者を中心に支援をつないでいくこと。

こうした考え方は、子育て支援だけでなく、これからの行政サービスやプロジェクトを考えるうえでも多くの示唆があります。

制度をつくる側の視点だけではなく、

「市民から見たとき、サービスはどう見えているのか」
「必要な人に、必要な支援が届く仕組みになっているのか」

という視点を持つことの重要性を、実際の空間を見ながら考える機会となりました。

見学中も、参加者同士で自然に質問や意見交換が生まれました。

オンラインの勉強会とはまた違い、同じものをその場で見ながら話すからこそ生まれる気づきがあります。

最後は福山の食を囲んで懇親会

フィールドワークを終えた後は、福山市内のZONOキッチンへ移動し、懇親会を開催しました。
グラスを片手に、まずは乾杯!

料理を楽しみながら、鞆の浦やネウボラセンターで感じたことはもちろん、それぞれの地域や仕事での取り組み、行政やプロジェクトマネジメントについての話など、話題は次々と広がっていきました。

おいしい料理を囲むと、昼間のフィールドワークとはまた違った距離感で話せるのもオフ会の醍醐味です。普段のオンライン活動ではなかなかできない話や、ちょっとした疑問、地域ごとの事情なども共有しながら、参加者同士の交流を深める時間となりました。

最後は全員で記念撮影。
写真からも分かるように、終始和やかな雰囲気の懇親会となりました。

「地域に行く」から見えてくるもの

今回の福山オフ会では、

鞆の浦で地域の歴史・文化・暮らしに触れる。
ネウボラセンターで行政サービスの現場を見る。
そして食事を囲みながら、それぞれが感じたことを語り合う。

という一日を過ごしました。

行政のプロジェクトを考えるとき、制度や計画、データを理解することはもちろん重要です。

一方で、そのプロジェクトが実際に動く「地域」に足を運び、そこに暮らす人の目線で街を見てみることで、初めて気づくこともあります。

そして、異なる地域や組織で活動するメンバーが同じ場所を一緒に歩くことで、一人では気づかなかった視点にも出会うことができます。

これこそ、地域でオフ会を開催する面白さなのかもしれません。

PMI日本支部 行政コミュニティでは、オンラインでの活動に加えて、こうしたリアルな交流や地域での活動も大切にしていきたいと考えています。

今回の福山オフ会をきっかけに生まれたつながりや気づきを、それぞれの地域やプロジェクトへ持ち帰り、次の活動へつなげていきます。

参加された皆さま、ありがとうございました!

そして――

次は、どの地域でお会いできるでしょうか。

行政コミュニティでは、新たな参加メンバーを随時募集しています。
プロジェクトマネジメントの学びを深めたい方、行政領域のDXや地域連携に関心のある方は、ぜひご参加ください!

行政コミュニティへの参加をお願いします!

以下Webサイトにある申込フォームより必要事項を記入の上、申し込みをお願いします。

★ 行政コミュニティへの参加申し込みはこちらのWebサイトから

  詳細については、行政コミュニティのサイトをご覧ください。

報告者:大前

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