7月定例会は、10月に控えた15周年イベントの企画会議と、AIの話題がてんこ盛りの回となりました。



10月10日のイベント、午後の目玉はパネルディスカッション。ただ、登壇するのは放っておいても勝手に喋りだしそうな賑やかな面々です。「じゃあ司会が順番にマイクを回す形じゃなくて、いっそ居酒屋のセットを組んでみては?」——指揮者のいないジャズセッションみたいに、と話は転がりました。
もうひとつの論点は「どうやって参加者を巻き込むか」。ゲストにマルバツの札を持ってもらう、チャットの声を拾って進行する……そしてMiroの投票機能をその場でみんなで試してみました。設定に手こずりつつ7対4の結果が出て、「あ、使い方わかりました」。現地とオンラインのハイブリッドで、どちらの人も同じように参加できる形を探しています。
午前のワークショップは、名前が決まりました。「恥かき」だけだとネガティブに響くよね、という話から、頭に一言足して「おもろい恥かきワークショップ」に。ひらがなにすると、ぐっと柔らかくなります。
そのワークショップの叩き台を、AIに作らせた資料でウォークスルー。心理的安全性、「失敗を許容する文化は宣言では生まれない」、恥の克服エクササイズ、インプロ……と学術的な裏づけがずらりと並び、「ここまで根拠を詰められると否定しづらいな」「いや、AIに騙されたらだめですよ」と笑いが起きました。
面白かったのは、議論がツッコミ側に集まったこと。ボケ(=失敗や挑戦を差し出す勇気)は、拾ってくれる文化があるから出てくる。だとすると先にあるのはツッコミのほうだ、と。しかも「再発防止しましょうね」で終わるツッコミではつまらない。失敗を失敗じゃなくしてしまう返しができるかどうかが勝負どころだ、という話に。
実演もありました。「会場を予約したのに、何階かを伝え忘れて皆さんを迷わせてしまいまして……」という失敗談に、AIが返したのが「集合場所という概念だけは伝わってきたわ」「全フロア探すイベント始まるやん」という返しに場が沸きました。「イノベーションに必要なのは、実はいいツッコミなのでは?」——今月いちばんの収穫は、この問いかもしれません。
先月からの宿題だったFDE(Forward Deployed Engineer)。各自が知っていることをMiroに書き出して持ち寄る形で深掘りしました。現場に張りついて課題を聞き、解いて、その学びをプロダクトに返す。人月ではなく成果でお金をもらう。「フォワードデプロイ」はもともと軍事用語で、「戦術は会議室ではなく現場で生まれる」という意味合いだそうです。
一方で「発信者ごとに言っている意味が違う」「定義はないと思ったほうがいい」という声も。そして**「昔の日本のエンジニアは、むしろこれをやっていた。システム工学の考え方そのものでは?」**という指摘には、みんなうなりました。
次回は9月19日(土)、現地とオンラインで開催予定です。10月イベントの当日段取りと、恥かきワークショップの叩き台を持ち寄ります。「こんな恥かきネタどう?」を思いついたら、随時Slackへ。