2026年10月 定例会

「KANSAI RE-BOOT 2026」から、ちょうど1週間。今月はオンラインで集まり、記憶がほやほやのうちにイベントを振り返って、そのまま来年度の計画づくりへ進む回になりました。15周年をきっかけに、久しぶりにアルムナイ(OB)の方も顔を出してくれました。

1週間後の、ほやほや振り返り

午後の講演とパネルは、人によって覚えているところが見事にバラバラ。「失敗してもええからやってこい。責任は俺が取る」と言ってくれる”谷町”がいるかどうかで、挑戦できる仕事は変わる。マイナスをゼロに戻す問題解決と、ゼロからワクワクを生み出すのは別のアプローチ。これからは議論を避けず、“ガチンコ”でぶつかる時代になる——。それぞれの心に残った言葉を出し合うだけで、もう一度講演を聞いたような気分になりました。締めくくりは、やっぱり関西のおばちゃんと飴ちゃんです。

午前の「おもろい恥かきワークショップ」は、先月の定例会で自分たちで試して見事に失敗した、あの叩き台の本番版。今回は前回版と本番版のスライドを並べて、何が変わったのかを確かめました。

一番の違いは、最初に「恥とはなにか」をきちんと説明したことです。恥には2種類あります。ひとつは、やってしまった後の恥ずかしさ。もうひとつは、失敗するのが怖くて、そもそも一歩を踏み出せない恥。前回は「失敗を語る」から入ったので、話が前者に寄ってしまい「なんかよくわからん」で終わっていました。本番では「主役は後者です」と言い切って、最後は自分の挑戦を言葉にする有言実行へ。前回の失敗が、ちゃんと本番の土台になっていました。

参加者の側からは「返すのが難しくて『そうなんですね』しか言えなかった。それでいいの?」という声も。いいんです。まずは受け取ることが一番大事、というのがこのワークの狙いでした。「心のふたを開けるような力がある。使い方を間違えたら怖いくらい」という感想も出て、なかなかパワーのあるワークに仕上がっていたようです。

議論はさらに広がりました。「恥ずかしさの度合いは人それぞれだから、ワークも変えたほうがいいかも」「恥をかいていい場と、かいてはいけない場がある。研究会は失敗していい場」。そして宿題がひとつ。案内文には「関西の笑い、ボケとツッコミを補助線に」と書いたのに、中身はまだ関西ならではになりきれていない。「関西だから成立したワークかもしれない」「受けたい人は関西に来てください」——関西要素をどう深めるかは、これからのお楽しみです。

来年は「自然社会型コミュニティ」?

後半は来年度の活動計画です。計画書の目標にあった「アジャイルなコミュニティ運営の確立」に、「もう確立しちゃってるよね」と違和感の声が上がりました。毎月バックログを入れ替えながら進める今のやり方は、もはや自然に”流れている”状態。半年ごとにきっちり計画し直す仕組みは、この規模の会には少しやりすぎだったかもしれない、という振り返りも出ました。

そこで飛び出したのが「自然社会型コミュニティ」というキーワード。「なんだそれ?」「でも、めちゃめちゃ面白いじゃないですか」と盛り上がり、来年度はこれが何なのかを探ってみることになりそうです。ガチガチの1年計画ではなく、途中で機動的に動ける“余白”のある計画にしよう、という方向も確かめました。

運営の話では、「新しく入った人は、用語もSlackのどこに何があるかもわからない」という率直な声から、オンボーディングをちゃんと考えようという話に。その場で確かめてみたら、資料置き場のアクセス申請がまだだったことが判明する、まさに”恥かき”な一幕も。遠慮して聞けなかったことも含めて「わからなかったこと」を集め、地図にしていこうとなりました。

AIで発表をつくってみたら

フォーラムでの発表を、AIを使ってつくった振り返りも共有されました。AIの見積もりを信じたら、動画の尺が15分足りなかった。足りない分を足していくと、雑なアイデアでもAIがきれいにつないでくれる。そのせいで中身を確かめなくなり、事前の発表会で話がつながらずにフリーズ……。最後は「こんなに要素があったら伝わらない」と、人の感覚で削ったそうです。AIにQRコードを作らせたら、行き先の手前で別のサイトを経由するものができていてヒヤッとした、という話も出ました。

経験者の工夫も飛び交いました。「えー」「あの」は編集で削れる。原稿は書くけれど、読んでいるようには見せない。いったん話して文字に起こし、それを直してからもう一度話す……。「みんな同じところでつまずいて、乗り越えてきたんだ」とわかったのが、一番の収穫だったようです。アンケートには、22名中10名がコメントを寄せてくれました。

次回に向けて

11月の定例会は、第3週の11月21日(土)。大阪での現地参加もある予定です。恥かきワークショップの続き、オンボーディング、そしてバックログの見直しに取り組みます。

最後には「研究会の知恵を、もっと社会に役立てられないか」という大きな話も飛び出しました。子どもたちの探究学習、地域のデータ活用……。テーマはどんどん大きくなっていきます。

PM創生研はゲスト参加、見学随時OK!ぜひお待ちしています。

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