PMI日本支部について

ご挨拶

ご挨拶

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 私たち、PMI日本支部は、1998年にPMI(Project Management Institute)の日本支部として発足以来、「プロジェクトマネジメント」を日本に広めるためにさまざまな活動を実施してまいりました。これまでの15年以上にわたる活動を支えていただいている会員の皆様、法人スポンサーの皆様に、厚くお礼を申し上げます。

 厳しい国内経済環境に耐える更なる生産性向上、異業種や海外からの市場参入に対抗できる競争力の強化、より広いマーケットを求めての国際化への取り組みなど、さまざまな場面で「プロジェクト」による挑戦が続いています。 「プロジェクト」は今や、日常の中で社会人が普通に関与する、目標を達成するための「組織形態」となっています。しかし、人、物、金、時間などの制約の中で、目標を達成することは容易ではありません。こうした中で、長い年月の経験と教訓を踏まえて出来上がったベスト・プラクティスの体系は、「プロジェクト」を成功へ導く貴重な道標といえます。

 「プロジェクト」の普及にともない、「プロジェクトマネジメント」の大切さは広く認識される様になってきましたが、企業を取り巻く環境の厳しさは更なるプロセス改革の深化や切れ目ないイノベーションを企業に強いており、「プロジェクト」にも複雑で高いレベルの目標達成が求められるようになっています。そこで、「プロジェクト」に対する取り組み方にも一層のレベルアップが求められており、「プロジェクト」を成功させるための「プロジェクトマネジメント」から組織の戦略目標実現をいかにマネジメントするかを扱う「ポートフォリオマネジメント」、「プログラムマネジメント」へと、「一連のプロジェクト」を通して全体最適を追求、評価のできる「マネジメント・フレームワーク」が必要となってきています。

 PMIは、「プロジェクト」を対象にした「プロジェクトマネジメント」のPMBOK® ガイド  だけでなく、「ポートフォリオマネジメント」、「プログラムマネジメント」や「組織のプロジェクトマネジメント成熟度モデル」などの統合化された標準体系を提供し、時代が求める「マネジメント・フレームワーク」の要求に応えようとしています。

 一方、地理的な観点からは、PMI日本支部は、2009年より「ブランチ展開が可能な支部」に組織のモデルを変更いたしました。首都圏以外の地域でも活動をさらに活発化させるという念願を関西ブランチの設立で実現し、関西ブランチでは年々充実した活動が展開されています。さらに、九州・中国・四国・中部・北陸・北海道など全国的にも活動が広まっています。中でも、中部地域の活動は活発で、次期ブランチの最有力候補と期待しています。

 また法人スポンサーの皆様による自主的な研究活動であるスタディーグループも、活動が着実に定着してまいりました。日頃、私たちの活動をご支援いただいている法人スポンサーの皆様に、このような活動の場を有意義に活用していただけているのではないかと思っております。また、海外の支部と協力できるテーマについては、法人スポンサーの皆様のグローバルな事業活動を支援するために、皆様の社員の方々が相互に研鑽できる機会を共催し提供して行きたいと考えています。これからも、法人スポンサーの皆様への会員サービス向上に引き続き努めてまいります。

 私どもの全ての活動は、支部会員、法人スポンサーの皆様のボランティア活動に支えられています。私たちとご一緒に活動していただける方を熱望しております。どうぞ積極的に研究会や委員会、スタディーグループなどへのご参加をご検討いただきたいと存じます。

 これからも、今まで以上に、さまざまな切り口での情報共有、意見交換を通して会員の皆様方のキャリアアップ、事業拡大に、PMI日本支部がお役に立てるように務めてまいります。どうぞ温かいご支援と忌憚のないご意見をお寄せください。

 

2014年2月吉日
PMI日本支部会長

奥澤 薫