イノベーションフレームワークテクノロジー・プラニスウェア株式会社

会社概要

プラニスウェアはプロジェクトエコノミー時代における企業の伴走者として、プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)関連のソリューションやプラットフォーム「Planisware Enterprise」を提供するPPM専業ベンダーです。

経営環境が絶え間なく急速に変化する現代において、変化・変革を促進するプロジェクトを中心とした経済・企業活動であるプロジェクトエコノミーが主流となり、プロジェクトの存在感や重要性は今後ますます高まることが予想されます。このような環境下では、限られた経営資源で経営目標を達成するために、PPMは正しいプロジェクトを選択し、それらを適切に実行して企業価値を創出するために不可欠となるマネジメントコンセプト・方法論です。

1996年にフランスで設立された弊社は、欧州や北米を中心に世界中に14の拠点を展開し、約700名以上の従業員が世界中のお客様のビジネスをサポートしております。「Planisware Enterprise」はABB(瑞)、Airbus(仏)、BMW(独)、Pfizer(米)など、各業界のリーダー企業に採用されており、また、主要なITアナリストからPPMソリューションのグローバルリーダーとして評価を受けております。

プラニスウェアは2024年4月にEuronext Parisに上場し、同証券取引所における過去3年間で最大のIPOとなりました。これにより、資金調達や知名度、信用力などの向上を通じて、さらなる成長が期待されています。

日本での展開

2011年よりイノベーションフレームワークテクノロジー・プラニスウェア株式会社として日本市場に参入し、国内のビジネス環境やニーズに適したPPMソリューションを提供しています。日本市場参入当初は製薬業界に注力し、顧客を継続的に獲得してきました。近年では、製薬業界以外にもプロジェクトに重点を置くさまざまな業界で、顧客基盤を広げています。

日本におけるPPMおよびプロジェクトマネジメントにおける課題、ソリューション、製品導入の知見・経験を豊富に保持しており、また、プロジェクトマネジメントに精通した複数の専門家が在籍しています。このような強力なチームに支えられ、弊社は過去5年間で毎年20%以上の成長を遂げており、強固な財務基盤を確立しています。

また、日本法人は製品導入から保守、サポート、そしてアップグレードに至るまで、一気通貫で日本語での対応を行っており、日本の顧客に寄り添ったサポートを提供しています。さらに、毎年日本国内の顧客向けにユーザーサミットを開催し、独自のPPMコミュニティを立ち上げ、運営してきた実績があります(2024年は11月に開催予定)。

今後、成長をさらに加速させるため、各業界の展示会への出展やその他のマーケティング活動の強化を予定しています。2024年は以下の展示会へ出展する予定です:

  • 2024国際航空宇宙展
  • Gartner IT Symposium/Xpo™
  • 第21回DIA日本年会2024

Planisware Enterpriseの概要

Planisware Enterpriseは、あらゆる業界や業種、機能組織、そしてプロジェクトの種類に対応可能な、柔軟で強力なプラットフォームです。具体的には、以下の領域で企業を支援します:

  • Product Development & Innovation:ライフサイエンスや製造業などにおける研究開発・新製品開発プロジェクト
  • Project Control & Engineering:航空宇宙、防衛、エネルギー、公共事業に関連する設備・インフラプロジェクト
  • Project Business Automation:ITや建設業界などのプロジェクト受注型ビジネス
  • Agility & IT Project Portfolios:ITおよびデジタル関連プロジェクトポートフォリオの最適化

世界中で545社を超える企業が上記の領域でPlanisware Enterpriseのソリューションを活用しており、弊社は各業界のリーディング企業からの信頼を得ています(2023年12月時点)。これにより、PPMとプロジェクトマネジメント分野での豊富な経験とベストプラクティスを蓄積してきました。

PPM専業ベンダーである強みを活かし、2023年度には売上の約13%を研究開発に投資し、常に製品の拡充とアップグレードを推進しています。また、毎年、顧客からのフィードバックを丁寧にヒアリングし、その成果を製品開発のロードマップに反映させることで、顧客ニーズに即した最適なソリューションを提供し続けています。

Planisware Enterpriseのソリューション

Planisware Enterpriseはポートフォリオ、スコープ、スケジュール、リソース、コスト、リスクなど、企業目標およびプロジェクト目標を達成するために必要な各マネジメント領域におけるソリューションを提供しています。

Planisware Enterpriseは他のプロジェクトマネジメントシステムが持つ一般的な機能を網羅しております。

主なソリューションは以下になります:

全般

  • 直感的で使い勝手のよいUI・UXを搭載
  • OBSやRBS、CBSなどの階層構造を持つため、様々な切り口・粒度でのデータ分析が可能(ユーザー企業独自の階層構造を定義することも可能)
  • ERPなどの外部システムとのシームレスなデータ連携が可能
  • 8つの言語および複数の通貨に対応、など

プロジェクトレベル

  • 複雑なプロジェクトから簡易プロジェクトまで、様々なプロジェクト種別に対応するプロジェクトマネジメントモジュールを複数搭載
  • ウォーターフォールやアジャイル、SAFe、ステージ・ゲートプロセスなど、様々なマネジメント手法に対応
  • アクティビティ、スケジュール、リソース、コスト、リスクなどのプロジェクトデータを互いに連動させ一元管理
  • アクティビティの遂行に必要なリソースの見積・要求・割当を単一プラットフォーム上で実施可能
  • コスト・人的リソースの予測アルゴリズムを設定できるため、スケジュールが変更された際にはシステムがコスト・リソースの予測値を自動で計算・更新。ユーザーは自動計算結果を基に、必要に応じてプロジェクトデータを上書きすることも可能
  • シナリオ機能によって、プロジェクトの実データに影響を与えることなく、状況変化を踏まえたプロジェクトデータの変更シミュレーションを実施。シミュレーションデータの全体もしくは一部を実プロジェクトのデータへ反映することも可能

ポートフォリオレベル

  • 戦略と実行間の一貫性を確立するための、OKR、ロードマップ、投資、スコアリングなどの各種機能を搭載
  • プロジェクト内のデータ連動に加えて、プロジェクト間のデータ連動にも対応。プロジェクト間の依存関係を紐づけることで、先行プロジェクトの遅れを後続プロジェクトの開始日に連動させたり、複数プロジェクトを横断したリソース配分のシミュレーションを実行可能、など

最後に

絶え間なく加速する環境変化の中でプロジェクトマネジメントおよびPPMの重要性が増してきています。しかしながら、これらを効果的・効率的に実践するためには適切なプラットフォームの活用が不可欠です。

Planisware Enterpriseは変化の激しい現代において、複雑化するプロジェクトやポートフォリオをシンプルかつ効果的に管理・実行するための強力なプラットフォームです。これにより、企業は市場のニーズに迅速に対応し、競争力を維持しながら成功に至ることが可能になります。

今後も私たちはお客様の声に耳を傾け、さらなる進化を遂げることでお客様に貢献していきます。

ご不明点などあれば弊社までお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ先

イノベーションフレームワークテクノロジー・プラニスウェア株式会社
住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-2-6 PMO麹町10階
電話:03-6272-5511
メール:info-japan@ift-planisware.com
ウェブサイト:https://jp.planisware.com/