テクノシステム株式会社

テクノシステムについて

テクノシステムは、製造業のデジタル化を支援するシステムエンジニアリング企業です。東証プライム上場の株式会社サーラコーポレーションを中核とするサーラグループの一員として、盤石な経営基盤を有しながらも、その基盤に依存せず、独自の技術力と開発力を活かして新たな市場を切り拓いています。
1984年の設立以来、半導体工場向け搬送システムなどの設計・開発を起点とし、組立加工やプロセスなど多様な製造現場へのシステム導入を支援しています。30年以上にわたり、搬送システムを受託開発し、複数の製造ラインや建物をまたぐ高精度な搬送制御と自動化を支えるソフトウェアを提供してきました。現在はそれに加え、この経験を通じて培ったノウハウを結集し、製造業のD Xに特化したソリューションとして、自社パッケージ「実績班長」の提供とシステムインテグレーションも行っています。
私たちは「現場の課題を満足に変える」というミッションのもと、国内外100社以上の製造現場に寄り添い、デジタル活用のパートナーとしてともに成果を生み出す“伴走型”のプロジェクトを推進しています。

製造現場のDXを実現する製造実行システム「実績班長」

「実績班長」は、モノづくりの現場にある課題を解決し、D Xを実現するために開発された製造実行システム(M E S)です。製造現場に特化した製品で、ヒトとキカイの動きをモノの動きに合わせてリアルタイムにデジタル化し、工場の様々な実績を収集することで、製造工程の最適化を可能にします。
「誰が、いつ、どの指示を、どの設備で、作業したか」といった情報を、その時の設備状態や品質データと紐づけて記録できるように設計されています。これにより、問題発生時の品質改善やトレーサビリティ確保による迅速な原因究明を支援します。
さらに、実績収集・作業者管理・工程管理・品質管理・在庫管理など、製造現場で必要となる多彩な機能を一つのプラットフォームで管理できます。また、タブレット操作やIoTによる設備データの自動取得にも対応しており、現場作業者の負担を抑えながら、工場運営の基盤となる正確なデータを漏れなく蓄積することを実現します。

「実績班長」の特長

 「実績班長」は、現場のデジタル化を推進するために、使いやすさ、技術連携、そして高い柔軟性を追求しています。

1.直感・簡単操作で現場負荷を軽減

現場での操作負荷を最小限に抑える画面設計になっており、直感的な画面操作が可能です。作業票や日報など、紙に記録していた実績を、必要な時のみ入力することで最小限の工数で登録することができます。また、現品票のバーコードやQRコードを読み取り、品番やロット情報を登録できるほか、はかりやノギスなどと連携し、計量値や寸法の測定結果を自動で取り込むことも可能です。これにより、人の書き込みや転記の手間を削減し、記録漏れや記入ミスを防止します。
また、作業手順書や図面などの紙媒体をタブレットに集約することでペーパレス化を推進し、最大10言語対応でグローバル展開する製造現場での導入を支援します。

2.IoTによる設備連携・制御

古い設備も新しい設備もIoTでデジタル化し、PLCや制御盤から設備情報を自動で収集します。データ収集だけでなく、収集したデータを活用し、装置を制御することも実現可能です。PLC、AGVコントローラ、計量機、各種センサーなど、多種多様な連携実績から培ったノウハウを活かし、幅広い設備や機器に対応します。

3.柔軟性と拡張性

パッケージ製品として、標準機能で幅広くデジタル化に対応しつつ、現場の運用に合わせたアドオンやカスタマイズが可能です。さらに、ERPや生産管理システムなどの周辺システムとの連携にも対応しており、100社100様の工場に合わせた最適なシステム構築を実現します。
また、機能単位のライセンス体系のため、最小限の機能から導入を開始し、現場の成長やニーズに合わせて段階的に機能を追加導入できる柔軟な拡張性を備えています。

導入効果

これらの特長を持った「実績班長」の導入は、現場での着実な業務改善に結びついています。

Ⅰ. リアルタイムな進捗管理による現場最適化

製造実績をリアルタイムに収集することで製造進捗の「見える化」を実現します。これにより、現在の負荷や製造進捗を遅延なく正確に把握できます。万が一トラブルが発生した際にも、即座に対策を講じるための情報を提供し、生産性の向上を支援します。
さらに、最新の進捗情報に基づいて作業計画を適宜修正することができるため、納期遅延の防止や計画通りの生産が促進され、稼働率・可動率の向上に貢献します。

Ⅱ. 実績データの一元管理と統合

異なる製品を扱う工場でも「実績班長」での一元管理が可能です。データ基盤が統一されているため、経営層や管理者は各拠点の実績データを容易に比較・分析に活用することができ、その結果を迅速な経営判断に繋げられます。
また、1工場目に導入後、複数拠点へ展開することが可能です。現場や企業の成長とともに長く使い続けられるデータ基盤を構築します。

Ⅲ. デジタル化で実現する3M削減と生産性向上

紙媒体の作業手順書やレシピ情報をデジタル化し、チェック機能やレシピ転送機能で作業ミスの防止を支援します。ミス防止により、手直し・やり直し時間や製品ロスといった「ムダ」を削減することが可能です。
また、実績から日報を自動作成することで、紙(手書き)の日報で発生していた短時間での転記作業のような現場に「ムリ(負荷)」をかける間接作業を削減し、業務効率化を実現します。さらに、在庫状況をリアルタイムに把握し、在庫管理の「ムラ」を改善することで、欠品・過剰在庫の発生を防ぎ、在庫の適正化をサポートします。
 

「実績班長」は、製造現場のあらゆる出来事を正しく記録・把握できる仕組みを提供することで、食料品から自動車・電子部品、個別受注生産まで、幅広い製造業において現場のデジタル化を支援しています。今後も、M E S分野において選ばれ続ける存在を目指し、モノづくり企業のD X推進に貢献してまいります。

PMI日本支部に期待すること

テクノシステムは、これまで大企業から中小企業まで、あらゆる製造業の現場に「実績班長」を導入してまいりました。
100社以上への導入を通じて感じるのは、製造現場が抱える問題や背景は現場ごとに異なり、画一的な手法では対応できないということです。そのため、プロジェクトマネージャーには、それぞれの特性に即したアプローチや関与の仕方を見極める柔軟な判断と、経験に基づく対応力が求められます。
こうした力を磨くには、経験を積むことに加え、段階的な学習や他者との知見共有の場が重要であると考えます。PMI日本支部には、プロジェクトマネージャーの経験レベルに応じて段階的に知識やスキルを習得できる学習機会やコミュニティの提供を期待しております。
さらに、世界標準のプロジェクトマネジメント体系を日本のビジネス現場に適した形へと分解・整理し、理解しやすい形で共有していただくことも期待しております。特に、日本特有の商習慣や組織文化を踏まえた運用上の留意点やベストプラクティスをご提示いただければ、各社の実務への適用もより一層スムーズになると考えております。

 


【お問い合わせ】
テクノシステム株式会社

〒441-8077 愛知県豊橋市神野新田町字トノ割28番地
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