セミナー・プログラム 一筋 13年

2023/9/6
PMP セミナー・プログラム 所属

豊田 光海(とよだ てるみ)

PMP®取得とともに日本支部活動へ

 2008年、ある方からPMBOK®の考え方を身に付けていれば色々な場面で役に立つとPMPの資格取得を勧められ、チャレンジすることにしました。2009年4月に試験に合格してからの約1年は日本支部主催の月例セミナー、フォーラム、Festaに参加して、必ず懇親会にも参加していました。私自身はずっと営業職で、日々PMとして活動しているわけではないので、受講者としての受身の立場ではなく日本支部の部会で活動できないかと思っていたところ、セミナー後の懇親会で何度かセミナー・プログラムの活動についてお話を聞くうちに、私にも何かできるかなと思えたので、2010年2月にセミナー・プログラムに入会しました。以来13年継続して活動しており、既存メンバーの中でも古参メンバーの1人になりました。

セミナープログラムでの活動

 セミナー・プログラムの活動は、主に年に6~8回行われる月例セミナーの企画、運営及び年1回2日間で10PDUが取得できるPMI Japan Festaの企画、運営です。どちらも講師を確定させるということが一番難しく、いつもあちこちにアンテナを張り巡らせ、月例セミナーやFestaで講演して頂きたいと思った講師はリストアップしておきます。コネがなくてもこの人の講演を聞きたいという強い熱意をもってコンタクトし、ご講演を快諾して頂いた時にはとても充実感があります。月例セミナーでPMを担当したのは少ないですが、当日スタッフとしてたくさんのセミナーに関わりました。FestaではPM以外、ほぼ全ての役割を担当しました。特に総合司会は4回担当しましたが、非常に良い経験となりました。

 月例セミナーの準備は約3か月前から始まりますが、Festaは1年がかりのプロジェクトで、毎年11月にFestaが終了すると振り返りを行い、年明けにPMを決めプロジェクトがスタートします。
 Festaは月例セミナーに比べてプロジェクト期間も長く、規模も大きいため、無事終了した時の達成感は格別です。プロジェクトメンバー全員がPMPであるという贅沢な環境で、各メンバーの動きはとても参考になります。直近3年のコロナ禍では、運営も見直し、変更しながら進めてきました。試行錯誤の繰り返しでしたが、どんな変化にも柔軟に対応できるセミナー・プログラムのメンバーは最強だと思います。属している会社組織とは離れて、自分の所属や上下関係を気にすることなく、フラットな関係で関われるというのは非常に良い点だと思います。また、仕事では知り合えない講師の方々とも繋がり、またその繋がりから更に別の繋がりも広がり、セミナー・プログラムの活動で培った人間関係は大きな財産になっています。

ボランティア活動を通じての思い出

 ボランティアなので自分の出来る範囲のことについて責任を持って行う、本業が最優先、趣味とのバランスも考えてボランティアに使える時間配分を工夫し、無理をしないように活動をしてきたので、何とか継続できているのだと思っています。セミナー・プログラム以外では現地開催をしていた時のフォーラムには8回、当日スタッフとして参加しました。

 その中でも2019年PMI 創立50周年を記念してCEOが来日した際に懇親会でお花を生ける機会を頂けたのはとても良い思い出になっています。


セミナー・プログラムはとても個性的なメンバーが揃っていて、得るものも多く楽しく活動ができていますので、今後も末永く活動を継続したいと思っています。