PMI日本支部リスク・マネジメント研究会ワークショップ『転ばぬ先の杖,現場で使うためのリスク・マネジメント』に参加して



上條のぞみ
PMP

 

「現場で使うための」というワードに惹かれて本ワークショップに参加しました。日々の業務でリスク・マネジメントは非常に重要ですが、これまで自身の感覚で理解・蓄積・活用していることに気付きました。PMP®受験の際にPMBOK®で学んだものの、他者に説明する際に難しさを感じていたのは、自分自身が納得していなかったからだと思います。

ワークショップには様々な業種のプロジェクトマネジャー(PM)の方々が参加しておられました。演習では「BBQプロジェクト」という職種や立場に関係なく参加できる題材が用意され、活発な議論が行われました。時間が足りないほどの盛り上がりでしたが、PM同士の共通理解のもと、各タスクを率先してこなす姿に感動しました。PMの集団だからこそ、一人ひとりが自発的に動き、成果物を次々と出していく様子は非常に印象的でした。

グループワークの発表の際には、講師の先生方が「良い着目点ですね」「非常に丁寧に考えてくださいました」などのポジティブなフィードバックを必ず下さり、全員が積極的に参加していたのが印象的でした。

本ワークショップを通じて、PMBOK®で学んだ「リスク・マネジメントの計画➡リスクの特定➡リスクの定性的分析➡リスク対応の計画➡リスク対応策の実行➡リスクの監視」というプロセスについて、実務のイメージや思考のポイントを体感でき、理解を深めることができました。

大変有意義なワークショップに参加でき、心から感謝いたしております。ありがとうございました。




参考:

リスク・マネジメント研究会セミナー
『転ばぬ先の杖,現場で使うためのリスク・マネジメント ~事例で学ぶ体験型セミナー~』
(2024年6月15日)


PMI日本支部 リスク・マネジメント研究会